英治出版 | SANJOPUBLISHING
世界を変えるデザイン ものづくりには夢がある
¥1,300
SOLD OUT
【古本】状態:全体的に状態良好 出版:英治出版 著者:シンシア・スミス 訳者:北村陽子 出版年月日:2009年10月 サイズ:A5判,並製 ページ数:256ページ ISBN:9784862760586 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <本屋店主からのメッセージ> 社会的責任、持続可能性、人間性の豊かさ…… 原書は2007年となる工業デザインの本である。なのに、昨今取り上げられるSDGsや現在にも通じる普遍的なテーマが網羅されている一冊。キーメッセージである<現在のデザインは10%の富裕層のためのものであり、その他の90%の人々にとっては何の役にも立っていない>を前提とするプロジェクトだからこそ、こうした解を見出すことができるのだろう。 <キーワード> 工業デザイン、社会的責任、広義デザイン、人々の情熱 <内容詳細> 世界の90%の人々は、私たちにとっては当たり前の商品やサービスにほとんど縁がない。その半分は、食糧や水、住居さえ満足に得られない。この90%の人々の生活を良くするには、何が必要なのだろう。思いだけでは変わらない。お金だけでも変わらない。実際にライフスタイルを変えられる、具体的な「もの」が必要なのだ。 シンプルだが、考え抜かれたデザインが、人々の生活を大きく変える。消費社会にあふれる「もの」とは少し異なる、世界を変えるための「もの」。高価ではなく、機能も単純だが、本当に切実に「必要とされるもの」。 そんな「もの」の数々を、本書は豊富な写真とエッセイで紹介する。世界に残された問題のリアルな姿と、「ものづくり」と「デザイン」の大きな可能性が見えてくる。 <著者> シンシア・スミス(Cinthia Smith) クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館キュレーター(社会的責任デザイン部門)。クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館は、実業家ピーター・クーパーらによって1897年に創立された博物館。1967年からスミソニアン学術協会傘下となる。25万点以上のデザイン作品と世界最高水準のデザイン関連書籍を所蔵。本書の素材となった〈残りの90%のためのデザイン(Design for the Other 90%)〉展は2007年5月4日~9月23日に開催された。 北村 陽子(きたむら・ようこ) 東京都生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒。訳書に、スティーブン・ペレティエ『陰謀国家アメリカの石油戦争』(ビジネス社)、キャロル・オフ『チョコレートの真実』、エドワード・ベルブルーノ『私を月に連れてって』、カーン・ロス『独立外交官』(以上、英治出版)。
特集
トークイベント「デザイン視点で本づくりの話をしよう」の開催に至り、<新潟のデザインの今がわかる本>特集ページを開設しました。
トークイベント「地域編集の現場をたずねて Magazineを起点に何が生まれるのか?」 <Things Magazine刊行記念トークイベント>を開催しました。それに伴い、特集ページを開設しました。