-
明るい夜
¥2,420
悲しみを癒し、包みこんでくれる、より大きな悲しみの力ーー激動な物語を描きながら、読み進めると静かに暖かい日が差してくる、明るい夜のように。
-
わたしは「ひとり新聞社」 岩手県大槌町で生き、考え、伝える
¥1,980
出版:亜紀書房 著者:菊池由貴子 出版年月日:2022年9月 サイズ:単行本(ソフトカバー) ページ数:262ページ ISBN:9784750517674 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <本屋店主からのメッセージ> 自分が生まれ育った町に何の関心も持たず、文章もろくに書いたことがない引っ込み思案な「わたし」。震災を機に踏み出した、町と自身の再生への道のり……。 被災地復興の光と影、真のメディアとジャーナリズムのあり方を忖度なくあぶり出した、自伝的ノンフィクション。書くしごとに興味がある方はぜひ。 <内容紹介> 自分が生まれ育った町に何の関心も持たず、文章もろくに書いたことがない引っ込み思案な「わたし」。震災を機に踏み出した、町と自身の再生への道のり……。 被災地復興の光と影、真のメディアとジャーナリズムのあり方を忖度なくあぶり出した、自伝的ノンフィクション。 <著者 菊池由貴子(きくち・ゆきこ)> 1974年岩手県大槌町生まれ。岩手大学農学部獣医学科(現・共同獣医学科)在学中に潰瘍性大腸炎になり劇症型心筋炎を併発。二度心停止するも奇跡的に生還するが、入退院の繰り返しで大学を中退。東日本大震災前に結婚するも数年で離婚。震災後、情報不足に陥った経験から2012年6月に大槌新聞創刊。再婚と離婚を経て2016年4月に一般社団法人大槌新聞社設立。取材や執筆、編集に加え広告営業や事務までをひとりでこなす。第3回東日本大震災復興支援坂田記念ジャーナリズム賞、第2回エルトゥールル号からの恩返し日本復興の光大賞、令和元年度「新しい東北」復興・創生顕彰など受賞。大槌新聞の定期発行は2021年3月に終了。現在はオンラインによる講演や勉強会、語り部活動、執筆などを続ける。
-
家事は大変って気づきましたか?
¥1,980
出版:亜紀書房 著者:阿古真理 出版年月日:2022年9月 サイズ:四六判並 ページ数:352ページ ISBN:9784750517667 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> ──時代が変わっても、家事はラクになっていない! なぜ家事は女性の仕事だったのか? 明治から令和まで、家事と仕事の両立を目指してきた女性たちの歴史、それぞれの時代の暮らしと流行を豊富な資料で解き明かし、家事に対する人々の意識の変遷を読みとく。 ---------------------- ●メディアが広げた“幸せな”性別役割分担 ●「本当は自分でやるべき」に縛られる ●育児をレジャー化する「名ばかりイクメン問題」 ●令和の食卓における効率化と趣味化 ●一汁一菜ブームが見落とすもの……etc. 家事のモヤモヤをときほぐし、共働き時代の新しいパートナーシップのかたちを考える。 <著者 阿古真理(あこまり)> 1968年兵庫県生まれ。作家・生活史研究家。食のトレンドと生活史、ジェンダーなどのジャンルで執筆。著書に『母と娘はなぜ対立するのか』『昭和育ちのおいしい記憶』『昭和の洋食 平成のカフェ飯』『「和食」って何?』(以上、筑摩書房)、『小林カツ代と栗原はるみ』『料理は女の義務ですか』(以上、新潮社)、『平成・令和食ブーム総ざらい』(集英社インターナショナル)、『日本外食全史』(亜紀書房)、『料理に対する「ねばならない」を捨てたら、うつの自分を受け入れられた。』(幻冬舎)、『ラクしておいしい令和のごはん革命』(主婦の友社)など。
-
「争い」入門
¥1,760
出版:亜紀書房 著者:ニキー・ウォーカー 訳者:高月 園子 出版年月日:2023年1月 サイズ:四六判 ページ数:152ページ ISBN:9784750517773 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> ◆ひとは争わずにはいられないの? それは本能? ◆そして、戦争はなくならないの? ◆平和は達成される? ◆ウクライナをはじめ、世界の紛争の裏側は? 対立、紛争、戦争の「しくみ」、そして「平和」について。小学生から大人まで、誰にでも必要な基礎知識がこの一冊に。 ---------------------- 世界ではいつもどこかで、紛争や戦争が起こっている。 だから「争い」は人間にとってさけられないことだと思いがちだ。 でも、この本を読めば、人間は、平和についても不断の努力をつづけていることがわかるだろう。 どうして人と人、国と国同士で「争い」が生まれるのか? ──まずは〈構造〉をしっかりと見つめて、「争い」を乗り越える目を養おう。 ---------------------- <著者> ニキー・ウォーカー(Niki Walker) 子供向けの本の執筆と編集を手がけている。Owlkids, CBC, Oxford University Press, McGraw-Hill Ryersonなどの出版社から20冊以上の本を出版し、100冊以上の本を編集している。カナダ在住。 高月 園子(たかつき・そのこ) 翻訳者・エッセイスト。東京女子大学文理学部卒業。英国在住歴25年。 翻訳書はソルニット『災害ユートピア』、ラトレル『アフガン、たった一人の生還』、 (亜紀書房)、スチュワート『戦禍のアフガニスタンを犬と歩く』(白水社)、P・ジンバルドー『男子劣化社会』ゴート『5歳からの哲学』(晶文社)ほか多数。エッセイには『ロンドンはやめられない』(新潮文庫)などがある。
-
優しい地獄
¥1,980
出版:亜紀書房 著者:イリナ・グリゴレ 出版年月日:2022年7月 サイズ:四六判 ページ数:256ページ ISBN:9784750517513 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容詳細> 『雪国』を読んだ時「これだ」と思った。 私がしゃべりたい言葉はこれだ。 何か、何千年も探していたものを見つけた気がする。 自分の身体に合う言葉を。 -------------------------------------- 社会主義政権下のルーマニアに生まれたイリナ。 祖父母との村での暮らしは民話の世界そのもので、町では父母が労働者として暮らす。 川端康成『雪国』や中村勘三郎の歌舞伎などに魅せられ、留学生として来日。 いまは人類学者として、弘前に暮らす。 日々の暮らし、子どもの頃の出来事、映画の断片、詩、アート、人類学……。 時間や場所、記憶や夢を行ったり来たりしながらつづる自伝的なエッセイ。 《本書は、社会にうまく適応できない孤独な少女の記録であり、社会主義から資本主義へ移っていくルーマニアの家族三代にわたる現代史でもある》 -------------------------------------- <著者 イリナ・グリゴレ> 1984年ルーマニア生まれ。2006年に日本に留学し2007年に獅子舞の調査をはじめる。一時帰国後2009年に国費留学生として来日。弘前大学大学院修士課程修了後、東京大学大学院博士課程に入学。主な研究テーマ北東北の獅子舞、日本で生活して女性の身体とジェンダーに関する映像人類学的研究。現在はオートエスノグラフィー、日本における移民の研究を始めている。
-
臆病者の自転車生活
¥1,760
SOLD OUT
出版:亜紀書房 著者:安達茉莉子 出版年月日:2022年9月 サイズ:四六判 ページ数:192ページ ISBN:9784750517582 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> さよなら、「繊細すぎ」のわたし! 「どうせ無理」なんてもう言わない。 読めばじんわりと温もりが広がり、元気がどんどん湧いてくる、 ZINEで大人気の作家が贈る自転車エッセイ集。 ---------------------- ふとしたきっかけで乗った自転車が、生活を、心を、大きく変えた。 心に怯えた犬を抱えて生きている著者が、電動アシスト自転車と出会って、小さな冒険を重ねていく。 横浜の街へ、鎌倉へ。 そしてロードバイクを手に入れて、真鶴へ、ついには海を越えて北海道へ。 ──自分の「できない」を乗り越えた女性の、勇気の物語。 <著者 安達茉莉子(あだち・まりこ)> 作家、文筆家。大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学など様々な組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・エッセイ執筆を行う。著書に『毛布−あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE』(三輪舎)ほか。
-
本を読めなくなった人のための読書論
¥1,320
出版:亜紀書房 著者:若松英輔 出版年月日:2019年9月 サイズ:B6判変型 ページ数:184ページ ISBN:9784750516080 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 本は ぜんぶ読まなくていい たくさん読まなくていい 多読・速読を超えて、人生の言葉と「たしかに」出会うために。NHK「100分de名著」常連の本読みの達人が案内する読書の方法。 本が読めなくなったのは、内なる自分からのサイン。だから、読めないときは、無理をして読まなくていい。読めない本にも意味があるから、積読でもいい。 知識を増やすためではなく、人生を深いところで導き、励ます言葉と出会うためにする読書。 その方法を、あなたと一緒に考える。 <著者 若松英輔> 1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ教育研究院教授。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞受賞。 著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波新書)、『詩と出会う 詩と生きる』(NHK出版)『種まく人』『詩集 燃える水滴』『常世の花 石牟礼道子』(以上、亜紀書房)、など多数。
特集