-
風をとおすレッスン 人と人のあいだ
¥1,540
物語が呪いになる、のではなく、ゆるめる。土地と人、人との“あいだ”に、東風がしずかに吹き抜けていくような一冊。 出版社:創元社 著者:田中真知
-
死と愛――実存分析入門
¥2,970
自分の生き方、他人との関わり合いのなかで、自分に対しての価値を求めるか。死は必ず人に訪れるものであり、逃れることのできない真理である。
-
人生ミスっても自殺しないで、旅
¥2,530
聖地巡礼ならぬ哲学者の天才、ヴィトゲンシュタインマニアが贈る旅行記。生と自殺をめぐる生々しい思索の記録としても秀逸の作品である。
-
セルフケアの道具箱 ――ストレスと上手につきあう100のワーク
¥1,760
ストレス社会を生きるなかで、マインドフルネスならぬストレスコントロールを今一度、考えてみる。本書から体系化したスキームを学ぶとともに、言葉の恐ろしさと希望があふれている。
-
5歳からの哲学 ――考える力をぐんぐんのばす親子会話
¥1,760
事柄や物語から問いを立てながら自身で答えを出すこと。答えありきの対話にならない、思い込みや固定化された意見から脱するには、子ども目線での「なぜ」がヒントを与えてくれるだろう。
-
もし友だちがロボットだったら? ――哲学する教室のつくりかた 30の授業プラン
¥2,640
思考することが重要だと叫ばれているなかで、「考える」について学んだことがなかったと思う。もし、考えることに特化した授業があるならば……を著者が子どもたちに実践してきたプログラムを体系化した一冊。正解なき世の中で、問いを立てられる大人になるために。
-
母を失うこと 大西洋奴隷航路をたどる旅
¥3,080
ブラック・スタディーズの研究者でコロンビア大学教授の著者サイディヤハートマン氏が描く思索の物語。遠い昔、奴隷が旅をしたとされる大西洋奴隷航路を遡り、アフリカ系アメリカ人のルーツを持つ著者がガーナへと旅をする。
-
うろん紀行
¥2,420
出版:代わりに読む人 著者:わかしょ文庫 出版年月日:2021年8月 サイズ:四六判 ページ数:204ページ ISBN:9784991074332 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 人はなぜ小説を書くのだろう。 なぜ小説を読むのだろう。 決して同じ場所にたどり着くことはできないのに。 〝平和島のブローティガン〟 わかしょ文庫による《小説を読む物語》 笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』を読みながら海芝浦へ向かい、後藤明生『挾み撃ち』の足跡をたどり、巨大スーパーCOSTCOの喧騒で大江健三郎『万延元年のフットボール』を読もうとする。著者は一見ふざけているようだ。しかし、実際彼女は不安に襲われながら読み訪ね、そして書く。本書はとても切実で危なっかしい《小説を読む物語》だ。うろんな物語を読み終えたとき、読者もまたこの社会での生き方を模索しはじめているだろう。日常の生きづらさが綴られた自主制作エッセイ『ランバダ』の著者がその硬質で端正な文体を余すことなく発揮した好評WEB連載に書き下ろしを加えて書籍化した商業出版第1作。 <著者 うろん紀行> 作家。一九九一年北海道生まれ。好きなものはうに。
-
ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた
¥1,650
出版:KADOKAWA 著者:斎藤幸平 出版年月日:2022年11月 サイズ:単行本 ページ数:224ページ ISBN:9784044007157 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 斎藤幸平、現場で学ぶ。 うちに閉じこもらずに、他者に出会うことが、「想像力欠乏症」を治すための方法である。だから、現場に行かなければならない。(「学び、変わる 未来のために あとがきに代えて」より) 理不尽に立ち向かう人、困っている人、明日の世界のために奮闘する人――統計やデータからは見えない、現場の「声」から未来を考える。 【目次】 第一章 社会の変化や違和感に向き合う ウーバーイーツで配達してみた どうなのテレワーク 京大タテカン文化考 メガヒット、あつ森をやってみた 5人で林業 ワーカーズコープに学ぶ 五輪の陰 男性メイクを考える 何をどう伝える? 子どもの性教育 第二章 気候変動の地球で 電力を考える 世界を救う? 昆虫食 未来の「切り札」? 培養肉 若者が起業 ジビエ業の現場 エコファッションを考える レッツ! 脱プラ生活 「気候不正義」に異議 若者のスト 第三章 偏見を見直し公正な社会へ 差別にあえぐ外国人労働者たち ミャンマーのためにできること 釡ケ崎で考える野宿者への差別 今も進行形、水俣病問題 水平社創立100年 石巻で考える持続可能な復興 福島・いわきで自分を見つめる 特別回 アイヌの今 感情に言葉を 学び、変わる 未来のために あとがきに代えて <著者 斎藤幸平> 1987年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。 Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economyによって権威ある「ドイッチャー記念賞」を日本人初歴代最年少で受賞。著書に『大洪水の前に:マルクスと惑星の物質代謝』、編著に『未来への大分岐』など。
-
ダメになる人類学
¥2,530
出版:北樹出版 著者:吉野晃 出版年月日:2020年4月 サイズ:A5並 ページ数:240ページ ISBN:9784779306297 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> フィールドで出会った「ダメ」にまつわる事象を文化人類学的な視座から分析した事例集。キーワードリストも充実、反転学習にも最適。 【目 次】 第1部 生業・生態 1 移動への構え――家を堅牢に作っちゃダメですか? 2 “丁寧な暮らし”と過去になりたての未来 ――食べ物は手づくりじゃなきゃダメでしたっけ? 3 資源管理と集団魚毒漁――コモンズには社会の秩序がないとダメ 4 人が決めてもダメでした――人間と家畜の関係性 5 もめごとの処理――話し合わなきゃダメですか? 第2部 食と習慣 1 混ぜないビビンバがダメな理由――韓国料理が大事にするもの 2 ニューギニア島の食生活と歴史――サツマイモなしではダメなのです 3 時間の感覚と生活習慣――0時に日付が変わらないとダメですか? 4 働かないとダメですか?――業務内容:飲茶(アットホームな「職場」です) 5 異なる医療文化の出会い――脈診は片腕だけじゃダメでした 第3部 交換と経済 1 婚資を分割払いしてはダメですか?―― 一括払いは水くさい 2 あなたのコメはどこから? わたしは実家から! ――自由にコメを送っちゃダメだった国ニッポンの現在 3 資源開発と結婚ブーム――現金はダメだからまたブタで 4 勝手に使っちゃダメですか?――モノの所有と使用 5 シェアリングが支える豊かさ――そんなに持たなきゃダメですか? 第4部 コトバと世界観 1 洗濯物の下をくぐっちゃダメなわけ――バリ島における上下の秩序と世界観 2 時間と人間関係――集合時間を決めてもダメでした 3 コーラがオレンジ色ではダメですか?――言葉とカテゴリー 4 用語に惑わされてはダメ!――琉球語の人称と数の話 5 識字文化の諸相――本は読まないとダメですか? 第5部 家族・親族 1 ミエンの親子観――血がつながってなければダメですか? 2 核家族化――大家族ではダメですか? 3 移動を生きる――家族って一緒に暮らさなきゃダメですか 4 漢族の名前と世代――勝手に名前を変えたらダメですか? 5 祖先は恋のオジャマ虫――気軽に好きな人と交わっちゃダメですよね? 6 ふたつの絆――つながらないとダメですか? 第6部 儀礼・宗教 1 ウシに生きられなくなった人々――代わりにレモンじゃダメですか? 2 「問いの精霊」に憑かれた女 ――主体性や自己がなくてはダメだと考えるのはダメかもしれない 3 拾われなかった遺骨の行方――残骨灰を廃棄してもダメじゃない、だけど…… 4 宗教の定義をめぐる問題――信じてない神様を拝んじゃダメですか? 第7部 ジェンダー 1 儀礼の変化――女性が儀礼を執り行ってはダメですか? 2 保健活動と性――人前で話題にしてはダメなこと 3 ニューギニア高地社会の「男らしさ」――モテなくてはダメですか 4 移民女性とジェンダー――「女は外、男は内」じゃダメですか? 第8部 記憶と歴史 1 雪かきをめぐる、知恵と工夫とやっつけ仕事 ――雪国のダメな感じのブリコラージュ 2 祖先の歴史――コピペではダメですか? 3 複数の歴史を生きてはダメですか?――祖先を選んで「未来」を創る 4 記憶が歴史になるとき――活字で残さないとダメなんです 第9部 メディア・表象 1 民族とエスニシティ――漁業をしない漁民はダメですか? 2 メディアが文化を創ってはダメですか? ――その話、誰から聞いた? 何から聞いた? 3 情報化社会を生き抜くヌエル人――閲覧者数=真実と考えるのはダメですか? 4 高齢者とコミュニティ――高齢者が神前でエアロビをしてはダメですか? 第10部 国民国家とガバナンス 1 “文化資源”とお国自慢 ――大河ドラマと博物館は、タイアップしなきゃダメですか? 2 茅葺の家ではダメですか――地域社会を形成していた年齢階梯集団 3 国家の指示通りではダメだから ――イデオロギー国家における国営農場の運営戦略 4 ダメなガソリンスタンド――違法だが不正ではない? 村社会のルール 5 平和構築とノープロブレム――自分が世界の中心じゃやっぱりダメですか? <著者 吉野晃> 東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。博士(社会人類学)。現在、東京学芸大学教育学部教授。専門は社会人類学、ミエン(ヤオ)研究
-
ふれる社会学
¥1,980
出版:北樹出版 著者:ケイン樹里安 編著:上原健太郎 出版年月日:2019年11月 サイズ:A5並 ページ数:162ページ ISBN:9784779306181 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> わたしたちをとらえて離さない社会。メディア、家族、労働、余暇、ジェンダー、セクシュアリティ、差別、人種等の視点から、身近な、そしてエッジのきいた14のテーマを読み解くことを通して、社会の大きな仕組みにふれる。また、執筆者と研究との出会いを記したコラム「研究のコトハジメ」や、初学者読者応援ページ「コトハジメるコツ!」では、大学での学びのお役立ち情報を掲載し、より深い学びをサポート。 <著者 ケイン 樹里安> 1989年(平成元年)生まれ。専門は社会学/文化研究。主たる研究テーマは「ハーフ」とよさこい踊り。大阪市立大学都市文化研究センター研究員。大学・専門学校非常勤講師。「HAFU TALKハーフトーク」共同代表。
-
あなたのルーツを教えて下さい
¥1,980
出版:左右社 著者:安田菜津紀 出版年月日:2022年2月 サイズ:四六判並製 ページ数:320ページ ISBN:9784865280593 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 画像:左右社引用 <本屋からのメッセージ> 多様性が叫ばれる中で、私たちは国籍や人種、アイデンティティの違いに対してどう思っているだろうか。共生や共存、文化を受け入れるなどを声高らかにいわなくとも、一人ひとりの人間として尊重しあえたら…そう思わせるいい本です。 <内容紹介> 入管問題、ヘイトデモ……日本社会に存在する「分断」や、共に生きる人々の「ルーツ」に焦点をあてた15の対話 フォトジャーナリスト・安田菜津紀が一人ひとりのアイデンティティと向き合い、それぞれのルーツについてたどった渾身のルポ。 朝日新聞社の言論サイト「論座」にて連載中のエピソードから書籍化。今もなお取材を続ける中で、今回、あらたに書き下ろしを2本収録。2021年3月、名古屋入管内で亡くなったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん。なぜ彼女は命を奪われなければならなかったのか。彼女が生きてきた証をたどるために故郷スリランカでの取材を敢行。さらに、ヘイトに抗い、「ともに」を掲げ続けてきた川崎・桜本にある「ふれあい館」の取材から、差別について問う。 <著者 安田菜津紀> 安田 菜津紀は、日本のフォトジャーナリスト。東南アジア、中東、アフリカなどで貧困や難民問題などを取材している。認定NPO法人Dialogue for People副代表。夫は Dialogue for People代表、フォトジャーナリスト、ライターの佐藤慧。 横須賀市出身、上智大学総合人間科学部教育学科卒業。
-
ウクライナの夜 革命と侵攻の現代史
¥2,750
出版:慶応義塾大学出版会 著者:マーシ・ショア 出版年月日:2022年6月 サイズ:四六判 ページ数:288ページ ISBN:9784766428285 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <本屋からのメッセージ> 「君たちは、ウクライナの夜を知っているか?」 そう聞かれた時、どれほどの人がウクライナ社会を語れるだろうか。私たちの暮らしにおいても、社会を照らす光が強ければ強いほど色こく影が広がるものだ。 著者のマーシ・ショアが、ウクライナ社会の影についても深く切り込む。詩人のウラジーミル・マヤコフスキーの詩文がそれを物語る。ぜひ、詩文とともに読みたい一冊。 キーワード #きみたちはリアルな声を知っているか #光と影 #社会学 #ウクライナ #生の声 <内容紹介> ウクライナとEUとの連合協定への署名を拒んだヤヌコーヴィチ政権を倒したマイダン革命、 そこにつけこんだロシアによるクリミア併合、ロシアを後ろ盾とする反政府の分離主義武装勢力とウクライナ政府軍とのドンバス紛争へと続く事態を、大文字の歴史に、多様なウクライナ社会の証言者たちの声を織り交ぜながら立体的に描き出す。 “生の声” によるウクライナ現代史。 <著者 マーシ・ショア(Marci Shore)> 1972年生まれ。イェール大学准教授。夫は歴史学者のティモシー・スナイダー同大学教授。 20世紀から現在までの中東欧圏の”intellectual history”を研究している。現象学やマルキシズムにとりわけ関心を向けている。フランス語、ドイツ語、ポーランド語、ロシア語、チェコ語、スロバキア語、ウクライナ語、イーディッシュ語の資料を使用する。The Taste of Ashes, 2013やCaviar and Ashes: A Warsaw Generation's Life and Death in Marxism, 1918-1968, 2006などの著作があり、いくつもの賞を受賞している。ウイーンのHIS(人文科学研究所)の客員研究員を定期的に務めている。ユダヤ人アイデンティティを持つ人間としての発信も多い。
-
中学生から知りたい ウクライナのこと
¥1,760
出版:ミシマ社 著者:小山哲 藤原辰史 出版年月日:2022年6月 サイズ:四六判並製 ページ数:208ページ ISBN:9784909394712 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <本屋からのメッセージ> 大人になっても、いくつ年老いてもわからないことはわからない。しかし、子どもから学びたいシリーズが刊行される中で、大人になればなるほど好奇心を失わずにいるためには初志貫徹。常に学び続けることが求められるだろう。子どものような好奇心を持ってウクライナの今を学びたい人にはぜひ。 キーワード #生きるための歴史 #社会学 #大人でも読みたい #ウクライナ #歴史 <内容紹介> 生きることの歴史、生きのびるための道。 黒土地帯、第二次ポーランド分割、コサック…地理や世界史の教科書にも載っているこうした言葉に血を通わせる。 「ウクライナを知る」第一歩はここからはじまる。 二人の歴史学者が意を決しておこなった講義・対談を完全再現。緊急発刊! MSLive! BOOKSシリーズ 「小国を見過ごすことのない」歴史の学び方を、今こそ! ・ロシアが絶対に許されない理由…? ・西側諸国、日本が犯してきた罪…? ・「プーチンが悪い」という個人還元主義では、負の連鎖は止まらない…? <著者> 小山哲(コヤマサトシ) 1961年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。専門は西洋史、特にポーランド史。共編著に『大学で学ぶ西洋史 [近現代]』、『人文学への接近法――西洋史を学ぶ』など。 藤原辰史(フジハラタツシ) 1976年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。専門は現代史、特に食と農の歴史。著書に『縁食論』(ミシマ社)、『トラクターの世界史』『カブラの冬』『ナチスのキッチン』(河合隼雄学芸賞)、『給食の歴史』(辻静雄食文化賞)、『分解の哲学』(サントリー学芸賞)など。
-
小さき者たちの
¥1,980
出版:ミシマ社 著者:松村圭一郎 装丁:尾原史和(BOOTLEG) 出版年月日:2023年1月 サイズ:四六判変形並製 ページ数:208 ページ ISBN:9784909394811 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <本屋からのメッセージ> どんな偉い人も有名な人も、ひとりひとりはちっぽけな存在。著者の生まれた九州・熊本のひとりひとりの声に焦点を当てることで、ふつうの人々が体験してきた歴史を掘り下げようとしている本書。 公害・水俣病が発生した地でひとびとが感じたこと、思ったことをさまざまな書籍から拾い上げ、それについて深めていく。ときには文化人類学者の著者のフィールドでもあるエチオピアの話も出てきて、いろんなひとの声に触れていく。 各章ごとのタイトルも独特で、帯のさわり心地も実際に地を触っているような感覚になる。深く、ぎゅっと知れる一冊。 <内容紹介> 水俣、天草、須恵村…故郷・熊本の暮らしの記録を初めて解く。 現代の歪みの根源を映し出す、今を生きる人たち必読の生活誌。 世界を動かしてきたのは、いつも、小さき者たちだった。はたらく、まじわる、くに…消えかけていた声を拾い、紡いだ、渾身の二一編。 <著者 松村圭一郎(マツムラケイイチロウ)> 1956年高知県生まれ。建築史。工学博士。東京大学建築学科卒。同大学院博士課程単位取得退学。東京大学建築学科助手、九州芸術工科大学助教授、九州大学大学院教授をへて、九州大学名誉教授。フランス政府給費留学生としてパリ゠ラ゠ヴィレット建築大学およびソルボンヌ大学に留学。フランス政府公認建築家。著作として『建築の聖なるもの』(東京大学出版会)、『知覚と建築』(中央公論美術出版)、『アカデミーと建築オーダー』(中央公論美術出版)、『言葉と建築』(建築技術)、『対論 建築と時間』(岩波書店)、『建築キーワード』(監修・執筆、住まいの図書館出版局)、『絆の環境設計』(九州大学出版会)など。共著多数。翻訳としてP・ラヴダン『パリ都市計画の歴史』(中央公論美術出版)、D・ワトキンとR・ミドルトン『新古典主義・19世紀建築〈1〉〈2〉』(本の友社)など。受賞として日本建築学会著作賞、日本建築学会賞(論文)。
-
ちゃぶ台 (10) 特集:母語ボゴボゴ、土っ!※SANJOPUBLISHING掲載記念
¥1,980
出版:ミシマ社 著者:ミシマ社 装丁・レイアウト:漆原悠一(tento) 出版年月日:2022年12月 サイズ:A5判 上製 ページ数:184ページ ISBN:9784909394804 配送方法:レターパック 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <本屋からのメッセージ> ミシマ社刊行 生活者のための総合雑誌 二〇二二秋/冬号 ミシマ社が刊行する総合雑誌『ちゃぶ台』。10号となる今回は、母語に焦点を当てて益田ミリさんや京都精華大学学長ウスビ・サコさんが投稿している。また"書店、ふたたび共有地"では香川は高松の本屋ルヌガンガさんとともに、SANJO PUBLISHINGも掲載されている。本屋担当のことや、地域との交流について話した。オンラインショップで本を買うついでに、記念にお買い求めいただけるとありがたい。 <内容詳細> 国家や学校からあたえられた「母国語」ではなく、もっとのびやかで、固有の、血の通ったことば「母語」の力を信じて――ウスビ・サコさんインタビュー「サコ先生、『母語』ってなんですか?」、土井善晴さんによる随筆「料理する動物」、伊藤亜紗さん論考「会議の研究」、津村記久子さんエッセイ「オブラートは永遠に」など…、生活や生き様、創作の根底に流れることばに光を当てた、生活者のための総合雑誌。 <著者 ミシマ社> ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。全員全チーム(編集・営業・仕掛け屋)の仕事をするというスタイルで、東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
特集