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宗教とデザイン
¥3,850
SOLD OUT
出版:松田行正 著者:左右社 装丁:松田行正 出版年月日:2023年9月 サイズ:四六判 並製 ページ数:384ページ ISBN:9784865283808 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> それは、「過剰な忖度」と「誤解する美学」である。世界、布教、祈り、そして神。宗教はこれらをどのように「デザイン」してきたのか?シンメトリー、カリグラフィー、縦組み書式、楽譜や音符、書籍のサイズや章扉、色、絵画、建築……世界のありとあらゆる表現の原点には「宗教」と「デザイン」があった!ビジュアルな説得力が不可欠だった宗教が、これまで生み出してきた数々の「デザイン」とその歴史を網羅する類のない一冊。 <著者> 本のデザインを中心としたグラフィック・デザイナー。自称デザインの歴史探偵。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社、牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37 回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。著書に、『デザインってなんだろ?』(紀伊國屋書店)、『デザインの作法』(平凡社)、『にほん的』(河出書房新社)、『独裁者のデザイン』(河出文庫)、『眼の冒険』『線の冒険』(ちくま文庫)、『RED』『HATE !』『急がば廻れ』『デザイン偉人伝』『アート& デザイン表現史』『戦争とデザイン』(左右社)などがある。
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明治大正昭和 化け込み婦人記者奮闘記
¥2,200
SOLD OUT
出版:左右社 著者:平山亜佐子 出版年月日:2023年6月 サイズ:四六判並製 ページ数:288ページ ISBN:9784865283730 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 号外に関係のない婦人記者 日本の新聞黎明期。女だからと侮られ、回ってくるのは雑用ばかり。婦人記者たちは己の体一つで、変装潜入ルポ〈化け込み記事〉へと向かっていった──観察力が光る文才、鉄砲玉のような行動力、私生活でもまばゆいばかりに破天荒。徒花(あだばな)とされ軽視されてきた彼女たちの仕事を時を超えて再評価し、型破りな生きざますらも肯定する、唯一無二の近現代ノンフィクション! <著者> 文筆家、挿話収集家。戦前文化、教科書に載らない女性の調査を得意とする。著者に『20世紀破天荒セレブ ありえないほど楽しい女の人生カタログ』(国書刊行会)、『明治大正昭和 不良少女伝 莫連女と少女ギャング団』(河出書房新社、ちくま文庫)、『戦前尖端語辞典』(編著、左右社)、『問題の女 本荘幽蘭伝』(平凡社)。
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翻訳、一期一会
¥1,870
出版:左右社 著者:鴻巣友希子 出版年月日:2022年8月 サイズ:四六判 並製 ページ数:240ページ ISBN:9784865280982 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> Blowin' In the Windの訳は、「答えなんかほっておけ」?! 翻訳ってこんなに型破りでいいの? 待望の「翻訳問答」シリーズ第三弾!各ジャンルの豪華ゲストが参戦。横尾忠則氏によって、ボブ・ディラン『風に吹かれて』が宇宙的解釈でよみがえる。「まるでカフカ!」な、多和田葉子氏訳の『おくのほそ道』を堪能。ロッカー魂が炸裂する翻訳、ダイアモンド✡ユカイ氏のイーグルス『ホテルカリフォルニア』。ミッチェル『風と共に去りぬ』をテーマに繰り広げられる、翻訳家・斎藤真理子氏との「翻訳家あるある」。今回は英語だけでなく、ドイツ語、韓国語まで横断し、翻訳や言語の自由さ・面白さを探っていく。作家の呉明益さんと温又柔さん、翻訳者の天野健太郎さん、鴻巣友季子さんの特別座談会も収録(『早稲田文学』2015年冬号に掲載)。台湾の文学や言語の歴史、複数の言語をまたぐ文学作品の翻訳について語りつくす。 <著者> 東京生まれ。翻訳家。主訳書に、J・M・クッツェー『恥辱』『イエスの幼子時代』『イエスの学校時代』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』『獄中シェイクスピア劇団』『誓願』、アマンダ・ゴーマン『わたしたちの登る丘』など多数。同時代文学の翻訳紹介とともに、古典の新訳と研究にも力を注ぐ。2003年、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』の新訳が大きな注目を集め、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』などの他、シェイクスピア『ロミオとジュリエット』の小説版翻案も手がけ、解説書『謎とき『風と共に去りぬ』』は誰もが知る古典作品に新たな光を当てた。 翻訳に関する著書も多く、『翻訳問答』(片岡義男との共著)や『翻訳問答2』をはじめ、『明治大正—翻訳ワンダーランド』『翻訳ってなんだろう?』『翻訳教室—はじめの一歩』など多数。大学で翻訳の教鞭をとる。
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セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点
¥2,420
SOLD OUT
出版:左右社 著者:セシリア・ワトソン 出版年月日:2023年8月 サイズ:四六判変形 ページ数:192ページ ISBN:9784865283839 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> この小さな記号の歴史を知っていますか? 英文法の世界でいくたびも論争を巻き起こしてきた記号「セミコロン」。 ・英文法家たちの仁義なき論争 ・セミコロンのせいで酒も飲めない? ボストン中が大騒動に。 ・終身刑か死刑か、句読点が生死を分かつ。 ・句読点の使い方を指摘され、校正者にブチ切れるマーク・トウェイン ・難解すぎてまったく売れなかった『白鯨』における大量のセミコロン etc. 小さなトラブルメーカーが巻き起こす波乱万丈の文化史! <著者> バード大学の訪問研究員。セントジョンズ・カレッジでリベラルアーツ学士、シカゴ大学にて哲学修士、科学概念・科学史博士。以前はアメリカ人文系学会協議会(ACLS)の特別研究員としてイェール大学人文学科・哲学科に所属したほか、マックス・プランク科学史研究所の研究員や、ベルリンの芸術センター「世界文化の家」(Haus der Kulturen der Welt)で科学コンサルタントの経験もある。
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みんなの「わがまま」入門
¥1,925
出版:左右社 著者:富永京子 出版年月日:2019年4月 サイズ:単行本、四六判 並製 ページ数:276ページ ISBN:9784865282306 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> “権利を主張する”は自己中? 言っても何も変わらない? デモや政治への違和感から、校則や仕事へのモヤモヤまで、意見を言い、行動することへの「抵抗感」を、社会学の研究をもとにひもといていく、中高生に向けた5つの講義。 <著者 富永 京子> 1986年生。立命館大学准教授、社会運動しない社会運動研究者。でも,生活や執筆も社会運動だと思います。著書『社会運動のサブカルチャー化』『社会運動と若者』『みんなの「わがまま」入門』。 毎日新聞、朝日新聞、北海道新聞で連載も。
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ふたりたち
¥2,200
出版:左右社 著者:南阿沙美 装丁:名久井直子 出版年月日:2022年11月 サイズ:四六判 ページ数:224ページ ISBN:9784865283440 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 『MATSUOKA!』『島根のOL』で話題の写真家・南 阿沙美による、はじめてのエッセイ集。 友人、夫婦、仕事仲間、親子、人と犬……12通りの「ふたり」の気配を、写真と文章で描き出す。一番小さくて、一番大きな物語。 ――本書「あとがき」より 関係がそうそう切れない親子、誓うつもりもなかったがなんだかずっと一緒にいてしまうふたり、つかず離れずのちょうどいいふたり。別れたはずがまたくっついたふたり。 自分はひとりだなあ、という人が、さみしくならないような本を作りたかった。 それは、私のためでもあった。 私もひとり。この本に出てきた人もみんなひとりずつ。 誰かとふたりになった時に、またおもしろい自分に出会えるように。 私は、そんなふたりをひとり自分の位置から眺めて、写真を撮って、思い出す。 ―― <著者 南阿沙美> 写真家。1981年北海道札幌市生まれ。2014年キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。2019年、写真集『MATSUOKA!』(Pipe Publishing)『島根のOL』(salon cojica)を刊行。
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巻上公一詩集 濃厚な虹を跨ぐ
¥2,970
出版:左右社 著者:巻上公一 装幀:松田行正、杉本聖士 出版年月日:2023年4月 サイズ:四六判 上製 ページ数:216ページ ISBN:9784865283686 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <本屋店主からのメッセージ> 結成45年を迎えるバンド・ヒカシューのリーダーでありながら、現代詩人としても高く評価される巻上公一さん。 バンド・ヒカシューのリーダーでありながら、現代詩人としても高く評価される著者の最新作です。前作の詩集「至高の妄想」では大岡信賞を受賞するなど、音楽で培われたことばのセンスに嫉妬してしまう。 <内容詳細> これは詩集ではない、刺繍です。あなたの心に チクッと刺さる言葉たちが花柄をかたどったり、 大きなタブローで世界を見せてくれる。 音をあやつる人の陰謀に巻きこまれたくなって 困ります。――小池一子 大岡信賞を受賞した第一詩集『至高の妄想』から3年、前人未到の道をゆく音楽家・巻上公一の詩72篇を収録。 ひとたび本を開けば心身が解き放たれる、愉快と危機に満ちた、ことばの玉手箱。 詩というものは心に羽を授けてくれる。 その飛翔は思想を越えてどこまでも上昇する楽しさがある。 (著者あとがきより) <著者 巻上公一 (マキガミ・コウイチ)> 熱海生まれ。詩人、音楽家、ヒカシューのリーダ
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水中で口笛
¥1,870
出版:左右社 著者:工藤玲音 出版年月日:2021年4月 サイズ:四六判 ページ数:208ページ ISBN:9784865280241 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 「くどうれいん」名義で『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』などのエッセイや小説作品『氷柱の声』など、作家として活躍する著者、待望の第一歌集。 天性のあかるさとポエジーをあわせ持つ歌の数々は、まるで光そのもののように読み手を照らし出す。16歳の時より書き続けてきた短歌作品から、厳選316首を収録。 <著者 工藤玲音> 一九九四年生まれ。岩手県盛岡市出身。著書に『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『うたうおばけ』(書肆侃侃房)。
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ハンズ 手の精神史
¥2,200
出版:左右社 著者:ダリアン・リーダー 出版年月日:2020年11月 サイズ:四六判 ページ数:240ページ ISBN:9784865282955 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> アダム・スミスの「神の見えざる手」からディズニー映画「アナと雪の女王」まで、人間の歴史を「手を使って行うことの変化」として読み直す。文化や歴史、心理学や精神分析の理論を横断しながら、自分自身や他者との関係、現代に潜む病理を、ユーモアを交えつつ鋭く描き出していく。 ・ヒトラーや毛沢東の繊細な手仕事 ・手から離れていったフロイト、手へと回帰したラカン ・私たちの手を支配するiPhone ・ゾンビが手を前に突き出して歩いているのはなぜか ・手と自立依存症との関係 ・エイリアンハンド ・手と口の病的な結びつき ・キングコングの大きな手 ・アドベンチャー映画に見られる崖からぶら下がるシーンの意味 ・手放すことは掴むことより難しい ・手を暇にさせておくと悪魔が取り憑くという言い伝え <著者 ダリアン・リーダー> ロンドン在住の精神分析家、コラムニスト。ローハンプトン大学名誉客員教授。ケンブリッジ大学にて哲学を学んだ後、パリにて科学史を学ぶ傍ら、精神分析家としての研鑽を積む。Centre for Freudian Analysis and Researchの発起人であり、主要メンバー。著書に『ラカン( FOR BEGINNERSシリーズ)』(共著)、『本当のところ、なぜ人は病気になるのか?─身体と心の「わかりやすくない」関係』(共著)、Why Do Women Write More Letters Than They Post?、Promises Lovers Make When It Gets Late、Stealing the Mona Lisaなどがある。芸術愛好家としても知られる。
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デザインの言語化 クライアントの要望にこたえる4つのステップ
¥2,530
出版:左右社 著者:こげちゃ丸 出版年月日:2023年1月 サイズ:四六判 ページ数:192ページ ISBN:9784865283570 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> デザイナーの皆さん、こんな悩みはないですか? ・「エモい感じにしてください!」のような、抽象的な依頼をされるとどうしていいかわからない ・自信のあったデザインが、「なんか違うんだよな」と言われてボツに ・デザインするのは好きだけど、打ち合わせやメールでのやり取りが苦手 ・プレゼンをしても、いまいち手応えがない その悩み、デザインセンスやスキルが足りないのではなく、伝え方やくみとり方のコツを掴めていないのが原因かもしれません。そんな悩めるデザイナーの皆さんへ、デザイナー歴20年超の著者が、長年の経験で見つけた〈クライアントとのやり取りのコツ〉を4つのステップにまとめ、一冊にしました。 <著者 こげちゃ丸> 商品デザインからビジネスコンセプト提案まで、幅広い領域で20年以上クライアントワークに従事。2019年から「Workship MAGAZINE」で、デザインの言語化をテーマにしたコラムを連載開始。デザイナーとライターを行き来しながら、日々クリエイティブと向き合っている。
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メディア・リテラシーを高めるための文章演習
¥1,870
単行本,240p 左右社刊行、酒井信著 伝わる文章の書き方を67の演習問題で身につける。メディア・リテラシー科目の担当教員が教える情報社会の生き抜き方と文章の基本。誰もが情報を発信し、享受し、監視する「超情報化社会」のいま、学生や企業が情報発信をするための技術と心構えを学びたい方はぜひ。
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千葉からほとんど出ないひきこもりの俺が、ルーマニア語の小説家になった話
¥1,980
SOLD OUT
出版:左右社 著者:済東鉄腸 出版年月日:2023年2月 サイズ:四六判 ページ数:256ページ ISBN:9784865283501 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 素材:済東鉄腸様 <内容紹介> 日本どころか千葉の実家の子供部屋からもほとんど出ない引きこもりの映画オタクの下に差し込んだ一筋の光、それはルーマニア語! Facebookでルーマニア人3000人に友達リクエストをしてルーマニアメタバースを作り猛勉強、現地の文芸誌に短編小説を送りまくり、『BLEACH』の詩へのリスペクトと辞書への愛憎を抱きながらルーマニア語詩に挑戦する。 受験コンプレックス、鬱、クローン病。 八方塞がりの苦しみから、ルーマニア語が救ってくれた。 暑苦しくって切実で、好奇心みなぎるノンフィクションエッセイ。 <著者 済東鉄腸> 1992年千葉県生まれ。映画痴れ者、映画ライター。大学時代から映画評論を書き続け、「キネマ旬報」などの映画雑誌に寄稿するライターとして活動。その後、ひきこもり生活のさなかに東欧映画にのめり込み、ルーマニアを中心とする東欧文化に傾倒。その後ルーマニア語で小説執筆や詩作を積極的に行い、現地では一風変わった日本人作家として認められている。コロナ禍に腸の難病であるクローン病を発症し、その闘病期間中に、noteでエッセイや自作小説を精力的に更新。今はルクセンブルク語とマルタ語を勉強中。趣味は芸歴のまだ短い芸人のYoutube動画に激励メッセージを残すこと、食品や薬品の成分表を眺めること。注目している若手芸人はネオバランス、春とヒコーキ。最も気になる化学物質はアスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物。
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