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翻訳、一期一会

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出版:左右社
著者:鴻巣友希子
出版年月日:2022年8月
サイズ:四六判 並製
ページ数:240ページ
ISBN:9784865280982
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<内容紹介>
Blowin' In the Windの訳は、「答えなんかほっておけ」?! 翻訳ってこんなに型破りでいいの?
待望の「翻訳問答」シリーズ第三弾!各ジャンルの豪華ゲストが参戦。横尾忠則氏によって、ボブ・ディラン『風に吹かれて』が宇宙的解釈でよみがえる。「まるでカフカ!」な、多和田葉子氏訳の『おくのほそ道』を堪能。ロッカー魂が炸裂する翻訳、ダイアモンド✡ユカイ氏のイーグルス『ホテルカリフォルニア』。ミッチェル『風と共に去りぬ』をテーマに繰り広げられる、翻訳家・斎藤真理子氏との「翻訳家あるある」。今回は英語だけでなく、ドイツ語、韓国語まで横断し、翻訳や言語の自由さ・面白さを探っていく。作家の呉明益さんと温又柔さん、翻訳者の天野健太郎さん、鴻巣友季子さんの特別座談会も収録(『早稲田文学』2015年冬号に掲載)。台湾の文学や言語の歴史、複数の言語をまたぐ文学作品の翻訳について語りつくす。

<著者>
東京生まれ。翻訳家。主訳書に、J・M・クッツェー『恥辱』『イエスの幼子時代』『イエスの学校時代』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』『獄中シェイクスピア劇団』『誓願』、アマンダ・ゴーマン『わたしたちの登る丘』など多数。同時代文学の翻訳紹介とともに、古典の新訳と研究にも力を注ぐ。2003年、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』の新訳が大きな注目を集め、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』などの他、シェイクスピア『ロミオとジュリエット』の小説版翻案も手がけ、解説書『謎とき『風と共に去りぬ』』は誰もが知る古典作品に新たな光を当てた。 翻訳に関する著書も多く、『翻訳問答』(片岡義男との共著)や『翻訳問答2』をはじめ、『明治大正—翻訳ワンダーランド』『翻訳ってなんだろう?』『翻訳教室—はじめの一歩』など多数。大学で翻訳の教鞭をとる。

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