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世界の適切な保存
¥1,870
見ることは、わたしを当事者にする。 共に生きるひとにする。 世界をもっと「よく」見ること。その中に入り込んで、てのひらいっぱいに受け取ること。 この世界と向き合うための哲学エッセイ。 わたしはどうやら、時間が流れていくにしたがって、 何かが消えるとか、失われるとか、忘れられるということがおそろしいらしい。 ここに書かれたもの。その何倍もある、書かれなかったもの。 でも決してなくならないもの――。 生の断片、世界の欠片は、きかれることを待っている。じっとして、掘り出されることを待っている。 (版元より)
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世界と私のAtоZ
¥1,650
出版:講談社 著者:竹田ダニエル 出版年月日:2022年11月 サイズ:四六判 ページ数:216ページ ISBN:9784065294208 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> Z世代って何を考えてるの? SNS、音楽、映画、食、ファッション Z世代当事者がアメリカと日本のカルチャーからいまを読み解く画期的エッセイ! 世代論の本懐は「世代」というステレオタイプの境界を解消することにあるんだと気づいた。 後藤正文(ミュージシャン) 未来を作る作業は、Z世代の多様で切実な声に耳を傾けるところから始まる。 佐久間裕美子(文筆家) ◯「弱さ」を受け入れる ◯「推し」は敬意で決める ◯「文化の盗用」って? ◯買い物は投票 ◯「インスタ映え」より「自分ウケ」 ◯恋愛カルチャーの「今」 ◯すべての世代が連帯し、未来を向くには 1990年代後半から2010年頃までに生まれた世代。デジタルネイティブで、社会的不平等、人種差別、ジェンダー、環境問題に対して関心が高く、変革への意識が強いとされる。 <著者 竹田ダニエル> 1997年生まれ、カリフォルニア州出身、在住。そのリアルな発言と視点が注目され、あらゆるメディアに抜擢されているZ世代の新星ライター。「カルチャー ×アイデンティティ×社会」をテーマに執筆。「音楽と社会」を結びつける活動を行い、日本と海外のアーティストを繋げるエージェントとしても活躍。初の著書となる本書は、文芸誌「群像」での連載中からSNSを中心に大きな話題を呼んだ。
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旋回する人類学
¥1,650
出版:講談社 著者:松村圭一郎 出版年月日:2023年4月 サイズ:四六判 ページ数:256ページ ISBN:9784065313961 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 黎明期の先駆者たちから、ラトゥール、インゴルド、グレーバーまで。 繰り返されてきたパラダイム・シフト(=転回)と研究者たちの「格闘」の跡をたどり、現在地を探る。6つのテーマ(人間の差異、他者理解、経済行動、秩序、自然と宗教、病と医療)を取り上げ、ぐるぐるめぐり歩きながら考える、文化人類学の新しい入門書。 【目次】 1章 人間の差異との格闘 1 「差異」を問う 2 構造のとらえ方 3 未開と近代 2章 他者理解はいかに可能か 1 他者理解の方法 2 揺らぐフィールドワーク 3 存在論へ 3章 人間の本性とは? 1 社会から個人へ 2 形式主義と実体主義 3 近代への問い 4章 秩序のつくり方 1 法と政治の起源 2 国家と政治 3 国家なき社会 5章 自然と神々の力 1 宗教とアニミズム 2 神の概念 3 自然と人間 6章 病むこと、癒やすこと 1 災いの原因 2 医療人類学の地平 3 ケアの視点 7章 現在地を見定める 1 二分法を問い直す 2 変革と実践の学問へ <著者 松村圭一郎> 1975年、熊本県生まれ。京都大学総合人間学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や発援助、海外出稼ぎなどについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、毎日出版文化賞特別賞)、『これからの大学』(春秋社)、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)がある。
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平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁
¥1,650
出版:講談社 著者:小峰ひずみ 出版年月日:2022年5月 サイズ:四六版 ページ数:176ページ ISBN:9784065273302 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 選考委員からレベルが高いとの指摘があった第65回群像新人評論賞候補作、その中から優秀作に選ばれ、「群像」誌上に発表されると大反響と共に話題となった傑作批評に大幅加筆した増補改訂完全版。シールズの運動とその後を総括、我々と鷲田清一の平成における転向の軌跡、後続する臨床哲学の担い手たち。日本社会のひずみに鋭く切り込み、コロナ禍に顕在化したケアの問題にまで発展する極めてアクチュアルかつクリティカルな論考である。 <著者 小峰ひずみ(コミネ ヒズミ)> 1993年、大阪府生まれ。大阪大学大学卒。大学在学中は倫理学研究室に所属。教師、大阪労働学校アソシエ事務員を経て、介護士として働きつつ執筆活動を継続し、現在、執筆業に専念。哲学カフェのファシリテーターを務め、シェアハウスの運営、デモの主催などにも携わる。哲学対話をはじめとした臨床哲学運動と社会運動の接点を模索し、日本社会に勃興しつつある新しいかたちの実践を言語化した論考「平成転向論 鷲田清一をめぐって」で、2021年第65回群像新人評論賞優秀作受賞。臨床哲学をベースとした論考により、気鋭の論客として注目を集めている。
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