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旋回する人類学

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出版:講談社
著者:松村圭一郎
出版年月日:2023年4月
サイズ:四六判
ページ数:256ページ
ISBN:9784065313961
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他

<内容紹介>
黎明期の先駆者たちから、ラトゥール、インゴルド、グレーバーまで。
繰り返されてきたパラダイム・シフト(=転回)と研究者たちの「格闘」の跡をたどり、現在地を探る。6つのテーマ(人間の差異、他者理解、経済行動、秩序、自然と宗教、病と医療)を取り上げ、ぐるぐるめぐり歩きながら考える、文化人類学の新しい入門書。

【目次】
1章 人間の差異との格闘
1 「差異」を問う
2 構造のとらえ方
3 未開と近代

2章 他者理解はいかに可能か
1 他者理解の方法
2 揺らぐフィールドワーク
3 存在論へ

3章 人間の本性とは?
1 社会から個人へ
2 形式主義と実体主義
3 近代への問い

4章 秩序のつくり方
1 法と政治の起源
2 国家と政治
3 国家なき社会

5章 自然と神々の力
1 宗教とアニミズム
2 神の概念
3 自然と人間

6章 病むこと、癒やすこと
1 災いの原因
2 医療人類学の地平
3 ケアの視点

7章 現在地を見定める
1 二分法を問い直す
2 変革と実践の学問へ

<著者 松村圭一郎>
1975年、熊本県生まれ。京都大学総合人間学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や発援助、海外出稼ぎなどについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、毎日出版文化賞特別賞)、『これからの大学』(春秋社)、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)がある。

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