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ピッツァ職人
¥2,200
本場ナポリの薫陶。 庶民のソウルフードを焼く誇り。 生地と窯に没頭する境地。 職人たちの生き様に、12年越しで迫った、 圧巻のノンフィクション。 何がやりたいのかわからない、と生きてきた私は、そっち側の人たちはきっと特別なのだと思っていた。だけど中村は、「やりたいこと」を一度失った人でもある。真っ暗な場所で、彼はただ、微かに振れた自分の心に従った。(略)さらには取材を重ねるうち、本書に登場する職人のほとんどが、そうした心の振れを見過ごさなかった人たちだと知った。出合いとは、はじめから運命的な顔をしているわけじゃない。逆に言えば、人は誰でも特別になれる、ということだ。(「あとがき」より)
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ハンバーガーとは何か? 歴史、調理技法、ビジネスから読み解くハンバーガーの“本当の姿”
¥1,980
30年以上国内外のハンバーガーを研究し続ける著者が、歴史、調理技法、ビジネスの視点からハンバーガーという食べ物を語る。米国だけでなく日本のハンバーガー文化や、長らくブームが続くグルメバーガーについても徹底解説。ハンバーガーの調理技術に触れている部分は、グルメバーガーのパイオニアの1人であり、「ロッテリア」や「バーガーキング」でも商品開発を担った吉澤清太氏が監修。
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新潟の酒蔵&まちづくり
¥1,100
毎年10月1日「日本酒の日」に発売する新潟県内全酒蔵を紹介するガイドブックです。 今年は銘柄五十音順にご紹介。特集「新潟のSAKE 新潮流」では新潟清酒の今がわかるトピックスを、県醸造試験場の青木場長のコメントとともに紹介しています。 酒蔵見学、イベント、入賞酒リストなどのデータベース、地酒に強い酒屋さんもご紹介しています。新潟清酒がますますおいしくなる1冊です。 お酒に添えてプレゼントするのに最適なコンパクトサイズです。
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ラム酒は楽しい!
¥2,750
カリブ海諸島で16~17世紀頃に誕生したスピリッツ「ラム」。ジンブームが続く欧米では、ラム酒の人気が再び高まっています。本書では、ラム酒の歴史や製造方法、味わい方、ラムを使ったカクテル、伝統料理&デザートなどラム酒にまつわる基礎から最新情報までをイラストで紹介。ラム酒初心者から、上級者まで楽しめる内容です。
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増補改訂 宇治抹茶問屋4代目が教える お抹茶のすべて
¥1,980
日本茶の中でも抹茶に特化して、現代的な抹茶の定義から、南北朝時代の伝来から連綿と続く歴史、生産・加工法の展開、おいしい味わい方までを紹介します。 抹茶需要に衝撃を与えたハーゲンダッツショックやスターバックスショックといった近年の話題にもふれつつ、抹茶の未来を展望します。巻末には抹茶にまつわる専門用語をコンパクトにまとめた「抹茶用語事典」や約300年分の碾茶生産量の推移をまとめた一覧表を掲載。日本茶好きや茶道・茶業関係者に向けて、京都宇治の抹茶問屋4代目が知る「抹茶のすべて」を詳しく解説します。 出版社:誠文堂新光社 著者:桑原 秀樹
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小さなパン屋さん、はじめました。女性オーナー10人に学ぶお店のはじめ方・続け方
¥1,760
「パン屋さんになりたい」と幼少期に夢見た人も少なくはないだろう。女性オーナーさんたちが「パン」で開業するまでの具体的な物語がある一冊。
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日本全国 地元パン
¥1,870
地元パン手帖のリニューアル版。あんパン、食パン、メロンパン……どのパンも愛おしくなるほどかわいい。パン、されどパンの世界へようこそ。
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菌の声を聴け タルマーリーのクレイジーで豊かな実践と提案
¥1,980
パン職人からクラフトビール職人へ。その著者のルーツを辿ると、これまでの大量生産や消費者の考え方が起因されているを感じる。天然酵母から始まり、食、環境問題まで、改めて考えさせる一冊。
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味つけはせんでええんです
¥1,760
料理は生きる感覚を研ぎ澄ます。料理を通して、世界のこと、私のこと、地域のことを考える。料理人で第一人者の土井善晴さんから料理の根幹にある喜びを想起させる。
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料理と利他
¥1,650
出版:ミシマ社 著者:土井善晴、中島岳志 装丁:寄藤文平・古屋郁美 出版年月日:2020年12月 サイズ:四六判並製 ページ数:168ページ ISBN:9784909394453 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 「自然−作る人−食べる人」という関係のあいだに、利他がはたらく。 コロナの影響下で家にいる時間が長くなり、みなが向き合うことになったのは、料理という人類の根本的な営みのひとつだった。「ポストコロナ」という言葉のもと、世界の劇的な変化が語られがちな中、私たちが見つめ直し、変えられるのは、日常の中にあることから、ではないか。ベストセラー『一汁一菜でよいという提案』等の著書や料理番組で活躍する料理研究家の土井善晴と、『中村屋のボーズ』等の著書がある政治学者であり、最近は「利他」を主要なテーマの一つに研究をしている中島岳志。 異色の組み合わせの二人が、家庭料理、民藝、地球環境、直観、自然に沿うこと…等々、縦横無尽に語らい、ステイホーム期間に圧倒的支持を受けたオンライン対談「一汁一菜と利他」を、ライブの興奮そのままに完全再現! <著者> 土井善晴 料理研究家。1957年、大阪生まれ。フランス料理や日本料理を学んだ後、土井勝料理学校講師を経て、1992年に「おいしいもの研究所」を設立。十文字学園女子大学招聘教授、東京大学先端科学研究センター客員研究員。NHK「きょうの料理」、テレビ朝日「おかずのクッキング」の講師を各30年務めている。著書に『一汁一菜でよいという提案』『おいしいもののまわり』『土井善晴の素材のレシピ』などがある。 中島岳志 1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『パール判事』『朝日平吾の鬱屈』『保守のヒント』『秋葉原事件』『「リベラル保守」宣言』『血盟団事件』『岩波茂雄』『アジア主義』『下中彌三郎』『保守と立憲』『親鸞と日本主義』『保守と大東亜戦争』、共著に『現代の超克』などがある。
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おいしさを伝えるレシピの書き方Handbook
¥1,408
SOLD OUT
出版:辰巳出版 著者:レシピ校閲者の会 出版年月日:2017年7月 サイズ:単行本 ページ数:178ページ ISBN:9784777818907 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 料理を愛するあなたへ。わかりやすい"レシピ"を作成できる教科書です。料理本や料理雑誌で延べ10万以上ものレシピを見つづけてきたベテラン校閲者たちが知恵を出し合い、意見を交わしてまとめた、わかりやすいレシピの書き方の本です。また、レシピを考えたり書いたりするときの参考となるように、材料や用語の基本についても説明しています。この本は、レシピ全体のパターンを決めたら、あとはそれぞれの材料や調理法に応じて、そのつど必要なところを見ればよい構成になっています。ぴったりの言葉を見つけたら、そのまま使ってOK。レシピを書くとき、いつも手元に置いておけば、ネット掲載の際にも、とても参考となる一冊。毎日食事を作っている方、料理ブロガーの方、料理講師やフードコーディネーターなどプロの方まで、料理を愛する皆さんのお役に立ちます! <著者> 藤村秀子:レシピ校正歴35年。NHK出版、家の光、主婦の友社、扶桑社、レタスクラブなどの校閲・校正に携わる。
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ホットドッグの発想と組み立て
¥3,300
出版:誠文堂新光社 著者:恩海洋平 出版年月日:2023年5月 サイズ:B5変 ページ数:208ページ ISBN:9784416523322 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> ソーセージづくり、ホットドッグづくりの基礎からアレンジ、オリジナル創作まで 本場アメリカのホットドッグからオリジナルで作るホットドッグまで、歴史や作り方、発想の仕方がわかる!アメリカのソウルフード、ホットドッグ。長年、日本でも親しまれ、昨今、多様に進化を遂げています。本書では、ホットドッグの歴史にはじまり、ホットドッグの基本やバンズ、トッピングの分析、ソーセージ6種やアメリカンドッグ20種のつくりかたのほか、オリジナルドッグの考えかたや組み立てかたなど、ホットドッグを多角的に紹介します。 喫茶店、飲み屋、レストラン、キッチンカーによる移動販売などでホットドッグを扱うオーナー、料理人はもちろん、シャルキュトリー好きな方も必見です。 <著者> 1979年生まれ。2013年より神楽坂のビストロBicoqueでサービススタッフとして勤務。2017年、隈研吾氏が設計し、スノーピークが発売したトレーラーハウスTRAILERのプロジェクトに、シェフ兼サービスマンとして従事。同年、FUJI ROCKにホットドッグ専門店を出店し、8000食を売りあげる。2019年1月よりビストロ祥瑞のシェフに就任。現在はhotdog.sandwichのポップアップイベントなど多岐にわたり活動。2022年にはドイツ食肉連盟主催IFFA日本食肉加工コンテストにて金賞を受賞するなど、肉の旨みを際立たせる技術に定評がある。
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日本発酵紀行
¥1,980
出版:D&DEPARTMENT 著者:小倉ヒラク 出版年月日:2019年5月 サイズ:A5判変型 ページ数:217ページ ISBN:9784903097633 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 発酵デザイナーによる、日本の発酵文化をリサーチする、8か月間の旅の記 元バックパッカーの小倉ヒラクが2018年夏から8カ月かけて全国の発酵の現場を訪ね歩いた旅行記。本書『日本発酵紀行』はD&DEPARTMENTが手がけるd47 MUSEUMの企画展「Fermentation Tourism Nipponー 発酵から再発見する日本の旅ー」の公式書籍として誕生しました。発酵を通して日本の文化の深層に出会い、今を見つめなおす旅の記録。醤油、味噌、酒といった日本のソウルフードだけでなく、お菓子、漬物、激レア激ウマ発酵食品までを隅々まで歩き出会い食べつくす! <著者 小倉ヒラク> 1983年、東京都生まれ。早稲田大学文学部で文化人類学を学ぶ。在学中に絵の勉強のためフランスへ留学。卒業後企業へ入社。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市の山の上に発酵ラボをつくり、日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。発酵デザイナー。全国の醸造家たちと商品開発や絵本・アニメの制作、ワークショップを開催。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014年受賞。15年より絵本『おうちでかんたん こうじづくり』とともに「こうじづくり講座」をスタート。20年、下北沢に「発酵デパートメント」をオープン
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南インド キッチンの旅
¥2,750
出版:ブルーシープ 著者:齋藤名穂 出版年月日:2014年6月 サイズ:単行本 ページ数:215ページ ISBN:9784479772316 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 著者の齋藤名穂は、東京で活動する建築家・デザイナー。 南インドに滞在した3ヶ月間に、21のさまざまなキッチンを訪ねます。 「南インドの、普通の家庭のキッチン」という、旅行者が足を踏み入れることの 少ない場所に招き入れられた著者は、その空間を観察し、おしゃべりし、一緒に食事をします。とてもシンプルだけど、普通はできない。そんな体験をまっすぐな視点でつづった文章、 著者自身によるキッチンの実測図やイラスト、写真、家庭料理のレシピを通して、 南インドの等身大の暮らしや、多様な文化が見えてきます。 旅好きはもちろん、文化を知りたい方はぜひ。 <著者 齋藤名穂> 東京生まれ。建築家、デザイナー。UNI DESIGN主宰。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、フィンランドへ留学。ヘルシンキ芸術デザイン大学空間デザイン修士課程修了。「建築空間を、五感や個人の空間の記憶を頼りにデザインする」をテーマに活動。目の見える人と見えない人が一緒に読む地図や、建物の記憶を引き継ぐ家具、保育園の家具、ワークショップのデザインなど、幅広いプロジェクトを手掛ける。
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うまいビールが飲みたい!
¥1,760
出版:リトルモア 著者:くっくショーヘイ 出版年月日:2022年 サイズ:四六変型 ページ数:192ページ ISBN:9784898155509 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> もう「とりあえずビールで」とは言えなくなる! 家飲みも外飲みも、どんなビールも発泡酒も、読めば劇的にうまくなる。 クラフトビールの初心者からマニアまで、「次の一杯に何を選べばいいか?」がわかるようになる。ビアソムリエ、ビアジャーナリスト、ビアジャッジ… ビールのためならどこへでも!熱烈ビールマニアの著者、渾身のガイド本。 <著者 くっくショーヘイ(佐藤翔平)> くっくショーヘイ(佐藤翔平) フードペアリングインストラクター/ビアソムリエ/ビアジャーナリスト 1989年生まれ、宮城県出身。岩手大学卒業。学生時代に「酸っぱいビール」に衝撃を受け、5000種以上のビールをテイスティング。すべて記録をつけている。10以上のお酒の資格と調理経験を活かし、フードペアリングを中心とした記事を「週刊現代」「Get Navi」など各メディアに掲載。「ビアジャーナリストアカデミー」「アカデミー・デュ・ヴァン」などで講師を務める。日本地ビール協会公認「シニア・ビアジャッジ」として国際ビアコンペでの審査も行う。保有資格に、ソムリエ、SAKE DIPLOMA、唎酒師、焼酎唎酒師、ウイスキーエキスパート、テキーラ・マエストロなど。
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一日一氷 365日のかき氷
¥1,320
出版:ぴあ株式会社 著者:原田泉 出版年月日:2016年4月 サイズ:A5変型判 ページ数:128ページ ISBN:9784835628844 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 「にっぽん氷の図鑑」でかき氷ブームをけん引した著者、待望の第二弾! 今回は365日、日本の四季と祭事を365枚のかき氷写真で表現しました。 北海道から沖縄まで、全国の名店・人気店・注目店が勢ぞろい。 シズル感と情緒あふれる写真の数々は、見ているだけで幸せになれます。 プレゼントにも最適の一冊です! <著者 原田泉> 映像作家・プロデューサー。1991年にフジテレビ「世にも奇妙な物語」でプロデューサーとしてのキャリアをスタートし、テレビドラマや映画などを多数製作。演出家としても多くのCM、PVなどを手掛け、2011年からは映像作家として自ら撮影・編集するスタイルを確立。書籍「にっぽん氷の図鑑」でかき氷写真家、かき氷評論家としてデビュー。
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テキーラとメスカル:同じ起源をもつアガベ・スピリッツ
¥3,850
出版:ミネルヴァ書房 著者:サラ・ボーウェン 訳者:小澤卓也、立川ジェームズ、中島梓 出版年月日:2021年6月 サイズ:単行本 ページ数:364ページ ISBN:9784623091102 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> メキシコにはアガベと呼ばれるリュウゼツランからつくられたテキーラとメスカルという蒸留酒がある。同じ起源をもつふたつの酒だが、特定の土地でつくられたテロワール産品はテキーラとしてグローバルに知られるようになった。そして近年ではそれを追いかけてメスカルもメキシコのローカル市場から脱却しようとしている。本書は、同じ起源をもつにもかかわらず異なる産品となった香気に富むこのふたつについて、生産現場から消費地までをつぶさに踏査のうえ名酒生産がはらむポリティクスを読み解く。 <著者> サラ・ボーウェン(Sarah Bowen) 2008年 社会学博士号取得(ウィスコンシン大学マジソン校)。 2014年 ノースカロライナ州立大学社会学・人類学部准教授就任。 2015年 Divided Spirits: Tequila, Mezcal, and the Politics of Production, Oakland: University of California Pressを上梓。 2020年 ノースカロライナ州立大学社会学・人類学部教授就任。 著 書 Sarah Bowen, Joslyn Brenton, Sinikka Elliott, Pressure Cooker : Why Home Cooking Won't Solve Our Problems and What We Can Do About It, New York: Oxford University Press, 2019. ほか。 小澤卓也(おざわ・たくや) 1966年 東京都生まれ 1998年 立命館大学大学院文学研究科博士後期課程歴史学専攻西洋史専修修了,博士(文学) 現 在 神戸大学大学院国際文化学研究科教授 主 著『先住民と国民国家──中央アメリカのグローバルヒストリー』有志舎,2007年。 『コーヒーのグローバル・ヒストリー──赤いダイヤか,黒い悪魔か』ミネルヴァ書房,2010年。 『教養のための現代史入門』(共編著)ミネルヴァ書房,2015年。 立川ジェームズ(たつかわ・じぇーむず) 1986年 イギリス・ロンドン市生まれ 2017年 立命館大学大学院文学研究科博士後期課程人文学専攻西洋史学専修修了,博士(文学) 現 在 立命館大学兼任講師・フリーランス翻訳者 主 著「メロヴィング期におけるsynodusのイメージと実態(511-614年)」 『史林』97(2),2014年。 「メロヴィング期における教会会議の政治的役割──クロタール2世の治世後期(613-629年)を中心に」『西洋史学』256,2014年。 翻 訳『バナナのグローバル・ヒストリー──いかにしてユナイテッド・フルーツは世界を席巻したか』(共訳)ミネルヴァ書房,2018年。 中島 梓(なかじま・あづさ) 2014年 立命館大学大学院文学研究科博士後期課程人文学専攻綜合人文学専修修了,博士(文学) 現 在 立命館大学理工学部非常勤講師 主 著 「トリーノとチョコレート──通説からたどる,首都遷都の物語との不思議な結びつき」『日伊文化研究』第53号,2015年。 「Seiyosomenから『長崎スパゲッチー』へ──明治期の,あるキリシタン集落におけるパスタ作り」『日伊文化研究』第54号,2016年。
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大岡弘武のワインづくり 自然派ワインと風土と農業と
¥1,980
出版:エクスナレッジ 著者:大岡 弘武 イラスト:中島梨絵 写真:石井宏明 出版年月日:2021年9月 サイズ:A5判 ページ数:240ページ ISBN:9784767829241 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 「自然がヴァン・ナチュールをつくらせる」 フランスで自然派ワインをつくり、世界的評価を得た栽培醸造家・大岡弘武、待望の初著書! フランスで自然派ワインをつくり続け、世界的評価を得た栽培醸造家・大岡弘武氏。2016年日本に帰国し、岡山県で自然派ワインづくりを開始しました。岡山での自然派ワインづくりは、耕作放棄地や農業人口の高齢化、日本でのワインづくりに適した葡萄品種の改良、多湿な気候下での葡萄栽培、地方創生などなど、新たな課題へのチャレンジの連続でもありました。 本書では、フランスでのワインづくりを経て、移住先・岡山でワイナリーを立ち上げるまでを振り返りながら、日本での葡萄栽培の課題と現実、そして自然派ワインの理念と魅力、さらには自然派ワインができるまでの工程までを分かりやすく、軽快な語り口で解説していきます。 また写真やイラストも全頁フルカラーで多数掲載。普段はなかなか見られない、葡萄畑やワインづくりのようすを余すところなく紹介します! <著者 大岡弘武(おおおか・ひろたけ)> 1974年東京生まれ。1997年明治大学理工学部卒業、同年ボルドー大学醸造学DNO(醸造士コース)入学。1999年同大学を中退、ボルドーBTSA(醸造栽培上級技術者養成校)に入学、2001年同資格取得。2001年〜2002年ギガル社でエルミタージュ地区栽培長、2002〜2006年ドメーヌ・ティエリー・アルマンの栽培長を務める。2002年ラ・グランド・コリーヌ社を設立、フランスにおける日本人の個人ワイナリーのパイオニアとなる。2013年『ニューヨーク・タイムズ』(世界版)に取材を受け、世界の一流レストランでワインが採用されるようになった。2016年帰国。ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン社を立ち上げ、岡山県で葡萄栽培とワイン醸造を開始。2021年、一般社団法人おかやま葡萄酒園を設立。現在、日仏でワインづくりのコンサルティングを行う。訳書に『ピエール・オヴェルノワ 実りの言葉』(ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン、2017年)がある。
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ミッケラーの「ビールの本」
¥3,520
出版:ガーラブックス 著者:ミッケル・ボルゲ・ビャーウス・ベニール・パン 出版年月日:2021年7月 サイズ:A5変型 ページ数:256ページ ISBN:9784866540535 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容詳細> 世界のトレンドをつくるトップクラスのブランドであるミッケラーのクラフトビールの魅力がこの一冊に! ミッケラーが趣味として始めた実験的なビールづくりから、国際的な小規模ブルワーの先駆者へと進化していった過程や、ビールそのものの歴史、1990年代のビール革命、ビールと料理の合わせ方、そして特に重要なビアスタイルなどを掲載。醸造工程は、原料、設備、さまざまな準備、糖化、煮沸、ホップ投入、そして発酵、貯酒、瓶詰めまで、一つひとつを細かく解説。さらにビールのレシピとして、ミッケラーだけでなくファイアストーンウォーカー、スリーフロイズ、トゥオール、デモーレンなどの計25本を掲載。 ミッケラーは、2006年デンマークのコペンハーゲンにミッケル・ボルグとクリスチャン・ケラーが設立した、特定の醸造所を持たないファントムブルワーである。ミケッラーが製造したいレシピに合う醸造所を世界中より探し、そのレシピに最も合う場所(醸造所)で独自のビールをつくり出す。 ビールの品質を第一とする実験的なビール造り、難解なレシピの考案、他社とのコラボレーション、そして芸術的なラベルのアートワークと、とにかく最高に個性的なそのスタイルは、世界中のビールファンから絶大な評価を得ている。 常に実験的で革命的な様々なスタイルのビールづくりに挑戦し続け、世界的なビアマニアのサイト「ratebeer.com」にて 年間最優秀醸造所に輝き人々を驚かせた。 現在40カ国以上で販売されているミッケラーのビールは各地で絶賛を浴び、ミシュラン星付きレストランから専用ビール製造の依頼も受けている。 世界各国にミッケラーバーを経営し、毎年コペンハーゲン(“コペンハーゲン・ビール・セレブレーション”)と東京(ミッケラー・ビア・セレブレーション)で大規模なイベントを企画・運営している。 <著者> ミッケル・ボルグ・ビャーウス(Mikkel Borg Bjergsø)(著) デンマークで最初の小規模ブルワリーの一つであるミッケラーの創業者。数学と物理の教師として働いている間に、持てる技術を生かして、自宅でさまざまなビールをつくり始めることに。その後、40カ国にビールを輸出し、デンマークで最も有名なレストランのために特注のビールをつくり、スリーフロイズやアンカレジなどの世界中の革新的な小規模ブルワリーとの協働醸造をする、世界的に有名な企業に発展した。ブルワリーのビジネスを十分に理解した後に事業を拡大し、ミッケラーのバーやビール販売店を立ち上げた。そうした店は今では、バンコクから彼の故郷のコペンハーゲンまで、世界中の大都市に展開している。 ペニール・パン(Pernille Pang)(著) デンマークの新聞「ポリチクン」をはじめとするジャーナリズムの世界で5年間働いた後、2010 年にフリーランスのライターに。それ以来、ミッケラーやステラマガジンなどさまざまな企業で、中国や地域文化に関するニュースなど、さまざまな話題について執筆している。 長谷川 小二郎(日本語版監修・翻訳) 編集、執筆、英日翻訳。2008 年から、米ワールドビアカップ( WBC)、グレートアメリカンビアフェスティバル(GABF)など、上位の国際的ビール審査会で審査員。「ビアコーディネイターセミナー」「ベルギービールKAISEKI(会席)アドバイザー認定講座」「ベルギービール・プロフェッショナル ベーシック講座」の講師、テキスト執筆。共著・訳に『今飲むべき最高のクラフトビール100』(シンコーミュージック・エンタテイメント)。他に日本語版監修・翻訳に『クラフトビールフォアザピープル』、監修に『世界のビール図鑑』(共にガイアブックス)など。
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私と世界をつなぐ、料理の旅路 14人の「私が料理をする理由」
¥2,420
SOLD OUT
出版:LLCインセクツ 著者;LLCインセクツ編集部 出版年月日:2023年4月 ページ数:168ページ ISBN:9784907932220 配送方法:レターパック 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> ポーランドのポンチキ、ポルトガルの鶏の炭火焼き、 モロッコのタジン鍋…… 世界の国々の料理やお菓子を手がけ、店やケータリングという形で向き合い続ける女性たち。彼女たちは、なぜその国の料理を手がけるようになったのだろうか? その軌跡を辿ってみると、純粋に料理が好きで料理人を目指したという人もいれば、惹かれた国を追いかけているうちに料理を始めたという人もいる。料理を通して自分のルーツに触れた人もいれば、どこか心の中に通ずるものを得た人もいる。 料理という行為は、多くの人にとって身近なものであるけれど、それは単に食事を作ることだけでなく、さまざまなことにつながっている。 思い出を反芻すること。知らない世界を覗くこと。化学者のように探究すること。受け継ぐこと……。 世界各国の料理に携わる14名の女性たちのエピソードを通した、食べるだけでない料理の姿と、そこから広がる人生の物語を収録。 <本書で紹介する14名> インド料理[vanam]落合亜希子さん インド料理[Samosa wala Timoke]北村朋子さん ベトナム料理[ベトナム料理研究所]ユキさん 台湾料理[小部屋莉婷子]りてこさん メキシコ料理[メシカ]山口恭子さん 世界のごはん[TABEBITO]石原理恵さん スウェーデンの郷土菓子[FIKAFABRIKEIN]小原愛さん ロシア・ジョージア料理[ハチャプリ]米田妙子さん ポーランドの郷土菓子[ポンチキヤ]坂元萌衣子さん イギリスの郷土菓子[UNDERGROUND BAKERY]手井梨恵さん ポルトガル料理[葡萄牙料理 ピリピリ]浦谷ゆりさん イタリア料理[Osteria La Cicerchia]連久美子さん イタリア郷土菓子[Litus]塩月紗織さん モロッコ料理[エンリケマルエコス]小川歩美さん
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融合しないブレンド
¥1,100
出版:サンクチュアリ出版 著者:庄野雄治 出版年月日:2022年9月 サイズ:120mm × 188mm ページ数:192ページ ISBN:9784910215105 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容詳細> 言葉のあるコーヒーロースター、アアルトコーヒー庄野雄治。ロングセラー『誰もいない場所を探している』に続く新作随筆集。妻子がありながら 36 歳で会社を辞めてコーヒーロースターになった凡人が、焙煎しながら真剣に考えたこと。混沌とした現代を楽しく豊かに生きるために、あたたかい筆致で綴った書き下ろし随筆集。 <著者 庄野雄治> コーヒーロースター。1969年徳島県生まれ。大学卒業後、旅行会社に勤務。2004年に焙煎機を購入しコーヒーの焙煎を始める。2006年徳島市内に「アアルトコーヒー」を、2014年同じく徳島市内に「14g」を開店。主な著書に『融合ししないブレンド』『誰もいない場所を探している』『たぶん彼女は豆を挽く』『徳島のほんと』(福岡晃子との共著)『コーヒーの絵本』(平澤まりことの共著)、編書『コーヒーと小説』『コーヒーと随筆』『コーヒーと短編』、短編小説集『たとえ、ずっと、平行だとしても』がある
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シェフを「つづける」ということ
¥1,980
出版:ミシマ社 著者:井川直子 出版年月日:2015年2月 サイズ:四六判並製 ページ数:272 ページ ISBN:9784903908588 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容詳細> シェフになることを夢見てイタリアに渡った若者たちが、人生の現実に直面し苦闘する10 年を追う、渾身のノンフィクション。 <著者 井川直子(イカワナオコ)> 1967年、秋田県生まれ。フリーライター。レストラン取材のほか、主に料理人、生産者など「食」と「飲」まわりの人々、店づくりなどの記事を雑誌・新聞等に寄稿。日本中のイタリアンを訪ねる「地方イタリアン」もライフワーク。著書に『イタリアに行ってコックになる』『僕たち、こうして店をつくりました』(以上、柴田書店)、共著に『麗しの郷ピエモンテ』(昭文社)などがある。『dancyu』『料理通信』に記事を連載中。
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その農地、私が買います
¥1,870
出版:ミシマ社 著者:高橋久美子 出版年月日:2022年5月 サイズ:四六判変形並製 ページ数:232ページ ISBN:9784909394583 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 「実家の畑を、太陽光パネルにしたくない」 愛媛出身、東京在住。 闘いの狼煙をあげたものの、立ちはだかる壁の数々! これぞ、現代日本の課題そのもの… 現実はあまりにもすごかった! (ミシマ社創業15周年記念企画) 「おまえは東京におるんじゃけん関係なかろわい」by 父 農地は負の遺産と考える父親世代、中・小規模農家の経済的な厳しさ、農地を持っている人しか農地を買えない法律、急増する猿や猪の畑荒らし、子孫を残せない「F1種」の種、体調を悪くする農薬散布、足並みを揃えることを最優先する町の雰囲気…etc. 未来に後悔をしないため、まずは知ること、動くこと。 「変わり者」と言われても、高橋さん家の次女はゆく! <著者 高橋久美子(タカハシクミコ)> 作家・詩人・作詞家。1982年愛媛県生まれ。音楽活動を経て、詩、小説、エッセイ、絵本の執筆、翻訳、様々なアーティストへの歌詞提供など文筆業を続ける。また、農や食について考える「新春みかんの会」を主催する。著書に小説集『ぐるり』(筑摩書房)、エッセイ集『旅を栖とす』(KADOKAWA)、『いっぴき』(ちくま文庫)、詩画集『今夜 凶暴だから わたし』(ちいさいミシマ社)、絵本『あしたが きらいな うさぎ』(マイクロマガジン社)など。
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縁食論 孤食と共食のあいだ
¥1,870
出版:ミシマ社 著者:藤原辰史 出版年月日:2020年11月 サイズ:四六判並製 ページ数:192 ページ ISBN:9784909394439 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 子ども食堂、炊き出し、町の食堂、居酒屋、縁側… オフィシャルでも、プライベートでもなく。 世界人口の9人に1人が飢餓で苦しむ地球、義務教育なのに給食無料化が進まない島国。ひとりぼっちで食べる「孤食」とも、強いつながりを強制されて食べる「共食」とも異なる、「あたらしい食のかたち」を、歴史学の立場から探り、描く。 現代社会が抱える政治的、経済的問題を「家族や個人のがんばり」に押し付けないために。 <著者 藤原辰史(フジハラタツシ)> 1976年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。専門は農業史、食の思想史。著書に『ナチスのキッチン』『給食の歴史』『分解の哲学』(サントリー学芸賞受賞)『カブラの冬』『トラクターの世界史』など多数。