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パリと本屋さん
¥2,145
「ふらりと入った本屋で偶然出会った一冊を手に取ってみる。 ーーその瞬間はどの国にあっても至福に変わりない。」 パリ郊外に住む日本人作家による本屋めぐり。フランスならではの四季折々のイベントや、ストライキ、コンフィヌモン(ロックダウン)といった社会的な動きを経ながら少しずつ変わっていく生活を、本屋を中心に「移民」独自の視点でやわらかく、ときに鋭く描く。 エッセイと書店インタビューに加え、書き下ろし小説「Yousra」を収録。 (版元より)
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ワンルームから宇宙をのぞく ※メディア掲載
¥1,980
※&Premiumで連載されるベターライフブックス〈部屋と暮らしを、整えるための本〉で掲載。 出版:太田出版 著者:久保勇貴 出版年月日:2023年3月 サイズ:単行本 ページ数:224ページ ISBN:9784778318567 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容詳細> 「空を飛ぶこと」に異様な執着を持つ若者は、宇宙飛行士になることを目指して、東京大学の航空宇宙工学科へ。そして、やがてJAXAの門を叩く。 宇宙のなかに、日常がある。 日常のなかに、宇宙がある。 笑っちゃうくらい壮大な宇宙と手のひらサイズの日常をダイナミックに行き来する新感覚の宇宙工学エッセイ!著者待望のデビュー作。 “だからたとえば、宇宙の果てが一体どうなっているのか、 この本は答えることができないと思う。 地球上の生命が何のために生まれたのか、 答えることができないと思う。 どうすれば重力の底から抜け出せるか、 教えてあげられないと思う。 けれど、どこかの誰かの生活の隙間を埋めることはできる。 ちぎって丸めて詰め込んで、ぴたりと寄り添うことはできる。 壊れてしまいそうな時に、ふんわりとその慣性を抱きとめることはできる。 だって、地球は宇宙だから。 地球が宇宙であるように、 このワンルームでの生活はどこかの誰かの生活でもあるはずだから。 この部屋も、隣の部屋も、職員室もロッカールームも、 広大な宇宙と同じ物理法則に支配された一つの空間であるはずだから。 <著者 久保 勇貴(くぼ ゆうき)> 1994年、福岡生まれ、兵庫育ち。JAXA宇宙科学研究所研究員。2022年、東京大学大学院・博士課程修了。博士(工学)。宇宙機の力学や制御工学を専門としながら、JAXA宇宙科学研究所のさまざまな宇宙探査プロジェクトに携わっている。ガンダムが好きで、抹茶が嫌い。大きな音はもっと嫌い。
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パリのガイドブックで東京の町を闊歩する1 まだ歩き出さない
¥770
出版:代わりに読む人 著者:友田とん 出版年月日:2020年11月30日 サイズ:単行本 ページ数:新書判 ISBN:9784991074325 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 正しい言葉なら、これほど長く考えつづけることはなかっただろう。 「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」 突然、啓示のように降ってきた言葉を口ずさむ「私」はそんなことが果たしてできるのだろうかと考えながら、住みなれたはずの東京の町を歩きはじめる。表参道へ、荻窪へ、そして神保町へ。パリのガイドブックを手にした「私」はどこにたどり着くのか。第1号はとあるものを求めて、2018年夏、炎天下の都内をくり返し行き来した記録である。 <著者 友田とん> 作家、編集者。京都府生まれ。可笑しさで世界をすこしだけ拡げるひとり出版レーベル「代わりに読む人」代表。博士(理学)。大学では経済学、大学院では数学(位相幾何学)を研究し2007年に博士(理学)を取得。企業でコンピュータサイエンスの研究者・技術者として勤務する傍ら、『『百年の孤独』を代わりに読む』を文学フリマ東京で発表。同書を書店に置いてもらうため営業(行商)しながら全国を巡る。その後、「代わりに読む人」を立ち上げ、独立
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パリのガイドブックで東京の町を闊歩する2 読めないガイドブック
¥1,650
出版:代わりに読む人 著者:友田とん 出版年月日:2020年11月30日 サイズ:新書判 ページ数:カラー94ページ ISBN:9784991074325 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> フレンチトーストをついに食べた「私」は東京の町を闊歩するため、行く先々でパリのガイドブックを買い集め、順に読もうと試みるが……。荻窪のコンビニから、村上春樹へ、そしてパリ・ノートル・ダムへ。日常を冒険に変える奔放な思考の脱線 第2弾。 目次 第一章 ノートルダム 第二章 ガイドブックを買い集める日々 第三章 セブンイレブン 第四章 餃子を食べに行こうとして 第五章 ノートルダム再び 第六章 読めないガイドブック 第七章 準備体操はできた <著者 友田とん> 作家、編集者。京都府生まれ。可笑しさで世界をすこしだけ拡げるひとり出版レーベル「代わりに読む人」代表。博士(理学)。大学では経済学、大学院では数学(位相幾何学)を研究し2007年に博士(理学)を取得。企業でコンピュータサイエンスの研究者・技術者として勤務する傍ら、『『百年の孤独』を代わりに読む』を文学フリマ東京で発表。同書を書店に置いてもらうため営業(行商)しながら全国を巡る。その後、「代わりに読む人」を立ち上げ、独立
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深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと
¥1,892
SOLD OUT
出版:スタンド・ブックス 著者:スズキナオ 出版年月日:2019年11月 サイズ:単行本、四六判変形並製 ページ数:324ページ ISBN:9784909048066 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容詳細> 若手飲酒シーンの大本命、「チェアリング」開祖、ウェブメディア界の真打ち、待望の初単著! 人、酒、店、旅……、現代日本に浮かび上がる疑問を調査し、記録する、ザ・ベスト・オブ・スズキナオ! 岸政彦(社会学者)さん・林雄司(「デイリーポータルZ」編集長)さん、推薦! ! 【目次】 まえがき 第1章 さっきまで隣にいた人がまったく関係ない人になって消えていくその瞬間がいつも不思議だーー人 東京―大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 並んでも食べられないラーメン! 友達の家の「家系ラーメン」を食べてきた あなたの知らない「昼スナック」の世界 銭湯の鏡に広告を出した話 第2章 今、自分が居心地いいと思える場所を探して、少しでも長くその空間を味わって記憶しておけるように、きっとこれからも歩き回るのだーー店 芝田真督さんと変わりゆく神戸の町を飲み歩く 71歳のおじいちゃんが作るハンバーガーは全国3位 本当に営業中なのかわからない食堂「伊勢屋」のラーメンがうまい 東京ラーメン遺産 「福寿」の店主に会いに行く 廃車になったバスの中で絶品の和歌山ラーメンを食べてきた 第3章 目的地まで移動してる時というのは、人間にとって一番の許された時なんじゃないかーー旅 “たこせんべい"の楽園 明石~淡路島たこせんの旅 六甲山系の登山道を自力で整備した「えっちゃん」のモダン焼きを山頂で食べる 三重の離島にある「ロンク食堂」で旬の魚とゆるやかな時間を味わう 瀬戸内の海小屋で漁&自炊「四つ手網」体験記 ジャンボフェリーはもはや海上の酒場だ 第4章 偶然の出会いを活かし、半額肉だけで焼肉パーティーをやってみたら楽しいのではないかと、ふと思ったーー調査 スーパーの半額値引き肉だけで半額焼肉パーティー 「お鍋キュー」のひそかな楽しみ カップヌードルに入れるとおいしい“漬け物"を検証 「唐揚げ何個食べた」?レベルまで飲み代を厳密に割り勘する飲み会はどうか 第5章 この店で過ごす時間は、新型のスマホと違って並べば手に入るものではないのだーー酒 大阪の瓶ビールはどこまで安い? 大人の休日、動物園飲み 見慣れた風景が違って見える「チェアリング」の楽しみ 野毛の名酒場「武蔵屋」の最後の姿を見に行く 店選びを自分の父親に完全に任せるハシゴ酒 第6章 私が知らなかったこの町は、こうしていつもここにあった。私がいなかっただけだったのだーー散策 誰も知らないマイ史跡めぐり チャンスがなければ降りないかもしれない駅で降りてみる としまえんに行ったけど入れなかった人のために ディズニーランドに行ったけど入れなかった人のために 終電を逃したつもりで朝まで歩いてみる 名前のないラーメンを探して <著者 スズキナオ> 1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。WEBサイト『デイリーポータルZ』『メシ通』などを中心に執筆中。テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。パリッコとの共著に『酒の穴』(シカク出版)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)がある。本書が初の単著書となる。
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わたしの外国語漂流記
¥1,540
出版:河出書房新社 著者:松村圭一郎、佐久間裕美子、丸山ゴンザレス 出版年月日:2020年2月 サイズ:単行本 ページ数:224ページ ISBN:9784309617213 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 英語、チェコ語、サーミ語、プナン語、ブルシャスキー語…世界の多様な言語に触れた25名が独自の学習法、現地の貴重な体験を綴る! 1[英語]瞬発力が生死を分かつアウトロー英語|丸山ゴンザレス 2[プナン語]狩猟採集民の言葉を学ぶ|奥野克巳 3[カンボジア語]新しい文字との出会いから|上田広美 4[アムハラ語]ダンスのように体が覚える|松村圭一郎 5[ロシア語]外国語を学ぶことで、中学生の私が手に入れたものと、今の私の目の前に見える世界|岡田環 6[ロシア語]おそロシくないロシア滞在記|シベリカ子 7[古典ギリシア語]言語にいたる右往左往、あるいは私はいかにして文法の威力を思い知ったか|山本貴光 8[アカン語]あいづちと変身|石井美保 9[スペイン語]僕のスペイン武者修行|橋本宏一 10[チェコ語]パブロフの犬とチェコ語|阿部賢一 11[オランダ語]MiffyよりNintjeが好き!|鵜木桂 12[英語]科学者にとってのサバイバル英語術|渡辺佑基 13[ノルウェー語]“Det går bra"|.佐脇千晴 14[サーミ語]言語を学ぶということ??田欣吾 15[アイスランド語]バイキングの言葉との出会い|藤間寿紀 16[ヤノマミ語]初めてのヤノマミの村へ|関野吉晴 17[英語]英語で切り拓いたテニス人生|杉山愛 18[英語]自分の英語、自分の場所|佐久間裕美子 19[グリーンランド語]北極に一番近い町|佐紀子ダオワナ 20[ハワイ語]英語、アジア系アメリカ文学、ピジン、そしてハワイ語へ──私のハワイ語学習遍歴|古川敏明 21[フィジー語]南の島でコトバの調査をはじめるまで|菊澤律子 22[奄美語]言語が消滅するということ|木部暢子 23[日本語]あなたの声で、あなたの物語を|LiLiCo 24[中国語ほか]まんが ツッパリ言語道!!─外国語学習編─|竹輪大学大学院言語学研究室 25[多言語]僕の名は|吉岡乾
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かみきこうち
¥2,090
出版:NHK出版 著者:神木隆之介 出版年月日:2023年3月 サイズ:A5判 ページ数:208ページ ISBN:9784140819319 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <本屋店主からのメッセージ> 古き良き風景や土地は、高知県にも残っている。ドラマや映画で引っ張りだこの神木隆之介さんが、「らんまん」舞台地である実際の土地や場所、お店に訪れて高知の魅力を伝えている。聖地巡礼と聞くとアニメや漫画をイメージされるが、ドラマと考えると新しい試みである。 <内容詳細> 食、文化、伝統、産業、自然……俳優・神木隆之介が、西から東、海から山と、たくさんの多彩な人々やモノに出会い、体験したビジュアル紀行ガイド。伝統や環境を守りながら、暮らしを持続的で豊かに楽しいものにしてくれるサスティナブルなモノに触れ、地域に根差して取り組みに励む方々と対話を重ね、神木隆之介が「奇跡の県」と称した高知の豊かで懐深く、昔ながらで新しい魅力の数々を、豊富な写真と厳選したお薦めの情報を満載で伝える旅のおともに最適の1冊。グルメに、アクティビティに、お土産に、“映える”写真に。現地へ行って真似したくなる、「神木+紀行+高知」の神木流ガイドブック! <著者 神木 隆之介> 俳優。1993年埼玉県生まれ。2歳でデビュー後、多数の映画・ドラマ・CM等に出演。2022年には、WOWOWオリジナルドラマ「神木隆之介の撮休」、TBSドラマ「妻、小学生になる。」に出演のほか、映画「ノイズ」「ホリック xxxHOLiC」「GHOSTBOOK おばけずかん」がある。2023年はNHKの連続テレビ小説「らんまん」で主演を務めるほか、映画「大名倒産」が6月23日に公開予定。
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うたいおどる言葉、黄金のベンガルで
¥1,980
出版:左右社 著者:佐々木美佳 装幀:松田行正、杉本聖士 写真:佐々木美佳 出版年月日:2023年2月 サイズ:単行本、四六判 並製 ページ数:224ページ ISBN:9784865283532 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容詳細> コムアイさん推薦!「自転車で古墳を巡っていた少女がベンガルで映画を撮ることになるのは必然だったのか。」 高校の教室で天啓を浴びて天竺を目指した少女は、「チンタ・ナイ(心配ない)」を合言葉にインド・西ベンガル州とバングラデシュを駆け巡り、ベンガル文化を日本に伝える紹介者となった。リクシャで爆走するダッカ市街、とても「sweet」なベンガル語と力強いヒップホップカルチャー、嵐の沖縄で思い出すコルカタの雨季、惜しみなく愛情を注ぎ合うベンガルの友人たち、自分たちの言葉を守るために流された血……。映画『タゴールソングス』の監督としても注目を集める著者がベンガルへの愛と驚きを込めて綴った、16のエッセイ。
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安西水丸 東京ハイキング
¥1,540
出版:淡交社 著者:安西水丸 出版年月日:2023年5月 サイズ:四六判変型 並製 ページ数:128ページ ISBN:9784473045577 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容詳細> 安西水丸、コンクリートジャングルを泳ぐ 東京を歩き、イラストと俳句を交えて綴られた、安西水丸さん最晩年のエッセイ12篇 初の単行本化! 安西水丸さんが東京都内12エリアを歩き、残した足あとが一冊の本になりました。多様な街のたたずまい、通りかかる名所旧跡や思い出の地が、豊富なイラスト・俳句とともに綴られています。新緑の中「深川めし」を食べる。幼い頃に雨宿りした迎賓館赤坂離宮を通りかかる。勝鬨(かちどき)橋から眺めた夜景の向こうにマンハッタンを見る。止まることを知らず変わりゆく東京において、水丸さんが歩く道は、どこかこうした潮流から解放されている道ばかり。生まれ育った東京を、最晩年の水丸さんはどう捉えたのか。軽やかなまなざしが光ります。 *月刊『なごみ』内連載「メトロに乗って、東京俳句ing」(2013年1月号~12月号)をまとめたものです。 <著者 安西水丸(あんざいみずまる)> 1942年東京生まれ。イラストレーター。日本大学芸術学部美術学科卒。電通、ADAC(ニューヨーク)、平凡社を経て独立。朝日広告賞、毎日広告賞などを受賞。小説、エッセイ、絵本、漫画なども多数執筆。
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