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家族と厄災
¥2,090
出版:生きのびるブックス 著者:信田さよ子 出版年月日:2023年9月 サイズ:四六判並 ページ数:192ページ ISBN:9784910790114 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> “危機の時代”の家族のゆくえ パンデミックは何をもたらしたのか。家族で最も弱い立場に置かれた人々の、手さぐりと再生の軌跡をみつめた、ベテラン臨床心理士によるエッセイ。リアルなエピソードと実践経験から生まれた知見をもりこんだ、時代の荒波を生きぬくための必携書。 パンデミックは、見えなかった、見ないようにしていた家族の問題を明るみにした。非常事態の水面下で起きていたこととは。新たな危機がやってきたとき、起こりうることとはーー。社会の変化を視野に入れ、危機の時代の家族のありようを鮮烈に描写したエッセイ。 <著者> 1969年お茶の水女子大卒,73年同大大学院修士課程修了(児童学専攻)。駒木野病院勤務,95年に原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症,摂食障害,ドメスティック・バイオレンス,子どもの虐待などの問題に取り組む。2021年より顧問を務める。日本臨床心理士会理事,2022年より日本公認心理師協会会長。『アダルト・チルドレン』(学芸みらい社)『DVと虐待』(医学書院)『家族と国家は共謀する』(角川新書)ほか,著書多数。
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10年目の手記 震災体験を書く、よむ、編みなおす
¥2,090
出版:生きのびるブックス 著者:瀬尾夏美(他高森順子、佐藤李青、中村大地、13人の手記執筆者) 出版年月日:2022年3月 サイズ:四六判 ページ数:208ページ ISBN:9784910790022 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 大切なものを失った人へ、彼らの傍らにいたいと願う人へーー。 東日本大震災から10年。言葉にしてこなかった「震災」にまつわるエピソードを教えてくださいーー。そんな問いかけから「10年目の手記」プロジェクトは始まった。 本書は、暮らす土地も被災体験も様々な人々の手記をもとに、4人の著者が語りあい、自身を重ね、語られなかった言葉を想像した日々の記録である。他者の声に耳をすます実践がここにある。 <著者 瀬尾 夏美 (せお・なつみ) > 1988年東京都生まれ。土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。2012年より3年間、岩手県陸前高田市を拠点にし、対話の場づくりや作品制作を行う。2015年仙台市で、土地との協働を通した記録活動を行う一般社団法人NOOKを立ち上げる。ダンサーや映像作家との共同制作や、記録や福祉に関わる公共施設やNPOとの協働による展覧会やワークショップの企画も行っている。著書に『あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる』(晶文社、2019年)、『二重のまち/交代地のうた』(書肆侃侃房、2021年)。
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死ぬまで生きる日記
¥2,090
出版:生きのびるブックス 著者:土門蘭 出版年月日:2023年4月 サイズ:四六判並 ページ数:264ページ ISBN:9784910790091 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 生きづらさを抱えるすべての人に。 「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情はちゃんと味わえる。それなのに、「死にたい」と思うのはなぜだろう?カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた記録。 大反響を呼んだWEB連載が書籍化! 生きづらさを抱えるすべての人におくるエッセイ。 「人は直線的ではなく、螺旋的に変化していくものです。ぐるぐると同じところを通っているようでも、少しだけ深度や高さが以前とは異なっている。だから、前とは全然変わってないなどと、落ち込むことはないんですよ」(本文より) <著者 土門蘭(どもん・らん)> 1985年広島県生まれ。小説・短歌などの文芸作品や、インタビュー記事の執筆を行う。著書に歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』(寺田マユミとの共著)、インタビュー集『経営者の孤独。』、小説『戦争と五人の女』、エッセイ『そもそも交換日記』(桜林直子との共著)がある。
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人生相談を哲学する
¥1,980
SOLD OUT
出版:生きのびるブックス 著者:森岡正博 出版年月日:2022年2月 サイズ:四六判並 ページ数:224ページ ISBN:9784910790008 配送方法:スマートレター 取扱店舗:SANJOPUBLISHING他 <内容紹介> 哲学者が右往左往しながら 思索する、前代未聞の人生相談。 人生相談は人間とは何か?という真理につながる扉。その場しのぎの〈処方箋〉から全力で遠ざかり正解のない思索へ誘う哲学エッセイ。哲学カフェ、学校授業でとりあげられた話題連載が書籍化! <著者 森岡正博(もりおか・まさひろ)> 1958年高知県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。大阪府立大学にて、博士(人間科学)。東京大学、国際日本文化研究センター、大阪府立大学現代システム科学域を経て、早稲田大学人間科学部教授。哲学、倫理学、生命学を中心に、学術書からエッセイまで幅広い執筆活動を行なう。著書に、『生命学に何ができるか――脳死・フェミニズム・優生思想』(勁草書房)、『増補決定版 脳死の人』『完全版 宗教なき時代を生きるために』(法藏館)、『無痛文明論』(トランスビュー)、『決定版 感じない男』『自分と向き合う「知」の方法』(ちくま文庫)、『生命観を問いなおす――エコロジーから脳死まで』(ちくま新書)、『草食系男子の恋愛学』(MF文庫ダ・ヴィンチ)、『33個めの石――傷ついた現代のための哲学』(角川文庫)、『生者と死者をつなぐ――鎮魂と再生のための哲学』(春秋社)、『まんが 哲学入門――生きるって何だろう?』(講談社現代新書)、『生まれてこないほうが良かったのか?』(筑摩選書)ほか多数。
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