インクルーシブデザイン 社会の課題を解決する参加型デザイン
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状態:古本、全体的に状態良好
出版:学芸出版社
著者:ジュリア・カセム,平井康之
出版年月日:2014年4月
サイズ:A5判
ページ数:196ページ
ISBN:9784761525699
配送方法:スマートレター
取扱店舗:SANJOPUBLISHING他
<本屋からのメッセージ>
インクルーシブデザインでは、高齢者や障がい者、外国人など従来、デザインプロセスから除外されてきた多様な人々を、デザインプロセスの上流から巻き込むイギリス発祥のデザイン手法をいう。ユニバーサルデザインと間違われやすいが、デザイナーが考案するのではなく、それぞれエクストリームユーザー(マイノリティ)を巻き込みながら一緒に行うものである。
とくに、高齢化社会への危惧が幾度も叫ばれている中で、主体は誰なのかを改めて考えさせらえれる一冊。そのため、本書では日本で少ない事例を中心に紐どこうと取り組もうとしている。
<キーワード>
主体性、デザインプロセス、社会課題、マイノリティ
<内容詳細>
インクルーシブデザインは、子ども、高齢者、障がい者などをデザインプロセスに巻き込み、課題の気づきをアイデアに活かす方法論。
インクルーシブデザインとは子ども、高齢者、障がい者など、特別なニーズを持つユーザーをデザインプロセスに巻き込み、課題の気づきからアイデアを形にし普遍的なデザインを導く。英国発の概念から日本での実践まで、社会的課題を解決する参加型デザインの方法論。誰かのためのデザインから、誰もが参加できるデザインへ。
<著者>
ジュリア・カセム Julia CASSIM
ロイヤルカレッジ・オブ・アート、ヘレンハムリンセンター・フォー・デザイン客員上席研究員。マンチェスター芸術デザイン大学、東京藝術大学卒業。ニューカッスル大学より博士号取得。1984~98年ジャパンタイムズ紙のアートコラムニストとして勤務。イギリスに帰国後、2000年にヘレンハムリンセンターに入り、インクルーシブデザインに関する技術・知識の共有を目的としたチャレンジワークショップを企画・運営する。
平井康之 Yasuyuki HIRAI
九州大学大学院芸術工学研究院デザインストラテジー部門准教授。1961年生まれ。京都市立芸術大学卒業後、コクヨ株式会社にデザイナーとして勤務。在職中の1990~92年にロイヤルカレッジ・オブ・アートへ留学。マスターを取得し帰国後、アメリカのデザインコンサルタント会社IDEOに4年間勤務。九州芸術工科大学(現・九州大学)助教授を経て、2003年より現職。
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