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フィールド言語学者、巣ごもる。

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コロナ禍をきっかけに、誰もが巣篭もりをせざるおえない状況下。言語学はじめ、学者も同じ環境下で日常のなかの言語学を探し出すエッセイ。すらすらと読み耽られるのは、著者の吉岡さんらしい、ユーモアが詰まっているからだろう。

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書籍情報

出版:創元社
著者:吉岡乾
出版年月日:2021年6月
サイズ:四六判
ページ数:128ページ
ISBN:9784422390055
配送方法:スマートレター

内容紹介

日常だって現場(フィールド)なのだ。話題書『現地嫌いなフィールド言語学者、かく語りき。』著者による、待望の新刊! フィールドへ出られなくなったフィールド言語学者が語る、最高におもしろい言語学のはなし。



著者は、大阪の国立民族学博物館に勤務するフィールド言語学者。パキスタンとインドの山奥で話者人口の少ない言語を調査しているが、2020年は世界規模の新型コロナウイルス感染症蔓延でフィールドへ出られなくなり、長らく「巣ごもり」をすることとなった。本書は、著者がそのような生活の中で、日常に溢れる様々な現象を言語学者目線で眺めて考えたことを綴った言語学エッセイ。世界の多種多様な言語の例を用いながら、言語学の諸分野の知識が親切かつユーモアたっぷりに語られる、最高の知的エンターテイメント。

著者

国立民族学博物館准教授。専門は記述言語学。博士(学術)。1979年12月、千葉県船橋市生まれ。2012年5月、東京外国語大学大学院博士課程単位取得退学。同9月に博士号取得。博士論文の題は「A Reference Grammar of Eastern Burushaski」。2014年より、現職。
大学院へ進学した2003年よりブルシャスキー語の研究を開始し、その後、パキスタン北西部からインド北西部に亙る地域で、合わせて7つほどの言語を、記述的に調査・研究している。著書に『なくなりそうな世界のことば』『現地嫌いなフィールド言語学者、かく語りき。』

出版社より

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