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PIHOTEK ピヒュッティ 北極を風と歩く

¥3,080 税込

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 極地冒険家の荻田泰永と「世界で最も美しい本コンクール」銀賞受賞の井上奈奈による創作絵本。北極での厳しい環境下、生と死が交差する北極での生き方を美しい絵本として表現した。

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書籍情報

出版:講談社
著者:荻田 泰永、井上 奈奈
出版年月日:2022年8月12日
サイズ:A4変型判
ページ数:32ページ
ISBN:9784065283165
配送方法:スマートレター

内容情報

「植村直己冒険賞」受賞の極地冒険家、荻田泰永×「世界で最も美しい本コンクール」銀賞受賞の井上奈奈による絵本。
北極をたった一人で歩く”僕”の一日を描く。
頬を叩く風、北極での生き方を知る動物たち、空から降りる暗闇、そして……。
北極を歩く”僕”を追体験できる、命と死を感じる美しい絵本。

たった一人、北極を歩いている。
命を支える道具
食料を積んだソリを引きながら、進んでいく。
氷のきしむ音が遠くでひびく。揺れ動く氷の海。
歩けども、歩けども、足元はながされていく。(本文より)

「環境問題とは数字の問題ではない。命の問題だ。自分の命はもちろん、隣にいる大切な人の命であり、会ったこともない遠い土地の誰かの命であり、時代も異なる動物の命のことだ。ー中略ー北極を冒険することは、生きることだ。そして、死を感じることだ。その死とは、誰かの命であり、いつの日か自分の体も分解されて、空に舞い、風に吹かれて誰かの命にたどり着く。」(巻末エッセイより)

著者

荻田 泰永 (オギタ ヤスナガ) (著/文)
北極冒険家。2000年よりカナダ北極圏やグリーンランド、北極海で主に単独徒歩での冒険を実施。これまでに17回の北極行を経験。2018年には日本人初の南極点無補給単独徒歩到達に成功。2017植村直己冒険賞受賞。これまでに、北極と南極を1万km以上踏破。

井上 奈奈 (イノウエ ナナ) (著/文)
作家、画家。本に纏わる色々。16歳のとき、単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。国内外での個展やアートフェアにて作品発表を続け、近年は絵本作品を発表。2018年絵本『くままでのおさらい』特装版がドイツライプツィヒにて開催された「世界で最も美しい本コンクール」にて銀賞を受賞。
主な著作い『ちょうちょうなんなん』『猫のミーラ』『星に絵本を繋ぐ』がある。

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