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風にまつわる越佐幻想

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第13回新潟出版文化賞で審査員特別賞を受賞したばかりの新潟県の作家、ヤマダマコトさんの最新作。これまで、多数作品を出してきたなかで、四季折々の新潟と土地に吹く風のなかに「死」と「希望」を散りばめられた作品を収録された一冊。

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書籍情報

著者:ヤマダマコト
デザイン:ヤマシタナツミ
刊行日:2024年2月
サイズ:単行本サイズ
ページ数:295ページ

内容紹介

これまでに電子書籍で発表した短編の中から、作者自ら6作を選出したペーパーバック専用の短編集。
新潟を舞台に、四季折々の風の中に「死」と「希望」を紡ぐ幻想的な作品たち。

☆収録作☆

「アサギマダラ」(初出 短編集『ピーカブー!』2015/12/7)
虫捕りに来た少年の心に居候することに決めた「私」。
彼の心の暗部に触れることが、やがて思わぬ記憶を呼び覚ましていく。

「夜汽車」(初出 短編集『夜汽車』2022/4/9)
新津油田で働く勇作に前に現れたのは、不思議な力を持った美しい青年だった。
彼は神か仏か、それとも――。変わりゆく世界で彼は何を思うのか。

「はるかぜ」(初出 短編集『魚』2017/11/26)
人生に行き詰まり萬代橋からダイブした遙は、なぜかカラスに転生する。
繰り返す4月13日の中で、遙は様々な仲間たちと出会い、考える。

「風、巡り往く」(初出 短編集『夜汽車』2022/4/9)
平成の大合併で消えゆく鹿瀬町。閉校間近の中学校に転校生がやってきた。
彼の秘密を知った私は、やがて凄惨な事件に巻き込まれていく。

「月の虫送り」(初出 短編集『875』2020/12/1)
圭吾が棚田で捕らえた奇妙な発光体は、3つの願いをかなえる「ソラ虫」だった。
幸運を呼ぶ怪異「ケサランパサラン」をモチーフにした静かな祈りの物語。

「鳥葬」(初出 短編集『怪物少女フォーエヴァー』2016/4/1)
死者にかりそめの命を吹き込む傀儡(くぐつ)師・石上と旅する唯人には不思議な力があった。
出雲崎で出会った少女が、彼らの運命を大きく変えていく。

収録するにあたり全ての作品を全面改稿・一部加筆しました。

著者

新潟県出身・在住。2014年、KDPと出会い、魅力を感じ翌年参入。新潟を舞台にしたエンタメ小説のレーベル「新潟文楽工房」を立ち上げ活動開始。自著を通じて地域の活性化を目指す。2022年6月、「月の女神に、希望の歌を」が韓国・素美メディアさんの目に留まり商業デビュー。2023年11月、新潟県文化祭2023 第13回新潟出版文化賞で審査員特別賞(藤沢周賞)を受賞。好きなものは読売ジャイアンツ、カップソース焼きそば、冷やし中華、ホラー小説全般、国内の昆虫(とくに水生昆虫)。

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