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空想の建築史 古代ギリシアから現代までをひとつの同時代として

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空想とは果てしなく、創造的である。本書から思考が研ぎすまれるかのような感覚を得るのは、建築のこれまでを再検討し、未来を描くことに専念されているからだろう。

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書籍情報

出版:左右社
著者:土井義岳
出版年月日:2022年11月
サイズ:A5
ページ数:636ページ
ISBN:978-4-909713-07
配送方法:レターパック

内容情報

歴史とは常に更新してゆくべきものである──。
建築学の原点に立ち返り、古代ギリシア以来の〈部分と全体〉概念の再検討からはじまる、
デジタルアーカイブの時代のための新しい建築史への探求の旅。
アリストテレス、ウィトルウィウス、ラスキンらの建築論を問い直し、
ゼンパーやヴィオレ=ル=デュクが導いた近代的建築史学を疑う。

ザハ・ハディドの新国立競技場問題、原広司の問い、伊東豊雄の作品の意味までを取り上げながら、
建築史学はいま、いかなる未来を描くのか?
刺激的で根源的な問いを大胆に論じ、真に現代的な建築史を希求する畢生の一冊。

著者

1956年高知県生まれ。建築史。工学博士。東京大学建築学科卒。同大学院博士課程単位取得退学。東京大学建築学科助手、九州芸術工科大学助教授、九州大学大学院教授をへて、九州大学名誉教授。フランス政府給費留学生としてパリ゠ラ゠ヴィレット建築大学およびソルボンヌ大学に留学。フランス政府公認建築家。著作として『建築の聖なるもの』(東京大学出版会)、『知覚と建築』(中央公論美術出版)、『アカデミーと建築オーダー』(中央公論美術出版)、『言葉と建築』(建築技術)、『対論 建築と時間』(岩波書店)、『建築キーワード』(監修・執筆、住まいの図書館出版局)、『絆の環境設計』(九州大学出版会)など。共著多数。翻訳としてP・ラヴダン『パリ都市計画の歴史』(中央公論美術出版)、D・ワトキンとR・ミドルトン『新古典主義・19世紀建築〈1〉〈2〉』(本の友社)など。受賞として日本建築学会著作賞、日本建築学会賞(論文)。 

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