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起きられない朝のための短歌入門

¥1,870 税込

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「つくる」「よむ」「ふたたび、つくる」、ストレンジャー(よそもの)とする、短歌を綴るふたりの著者によってつくられた入門書。対談形式でつくられており、短歌に親しむための作法がみえてくる。

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書籍情報

出版社: 書肆侃侃房
著者:我妻俊樹、平岡直子
出版年月日:2023年11月
サイズ:単行本サイズ(1.5 x 12.8 x 18.8cm)
ページ数:224ページ
ISBN:978-4863855830
配送方法:スマートレター

内容紹介

我妻俊樹と平岡直子が対談形式で送る、
ストレンジャー(よそ者)のための短歌入門。


<扱われるテーマ>
「最初の一首」のつくりかた/スランプののりこえ方/口語と文語
連作のつくりかた/いい批評とは何か/破調/学生短歌会/新人賞
同人誌と歌集/「人生派」と「言葉派」/信頼できない語り手
作中主体とは何か/テーマ詠の難しさ


短歌は最低限の日本語を解し、一から三十一までの数をかぞえることができればつくることができる。最初の一首をつくるのは難しくない。次の一首をつくるのも難しくないかもしれない。難しいのは、自分の短歌を物足りなく感じはじめたときだ。なにを、どう書くべきなのか。自分の文体とはなんなのか。それは究極的には自分で定型との関係のなかにみつけていくしかないものだが、ヒントとして、脳をこじあけて強制的にまぶしい光を浴びせてくるような言葉がこの本のなかにひとかけらでもあればいいと思う。
━━━━平岡直子(「はじめに」より)


他の入門書を読んでなんだかしっくりこなかったり、短歌で道に迷ってしまったと感じている人がこの本を読んで、なにかしら励まされるところがあったとしたらとてもうれしい。
━━━━我妻俊樹(「おわりに」より)

著者

我妻俊樹( あがつま・としき)
1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2016年、同人誌「率」十号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」を発表。2023年に第一歌集『カメラは光ることをやめて触った』(書肆侃侃房)上梓。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行中。2005年「歌舞伎」で第三回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する。著書に『奇談百物語 蠢記』(竹書房怪談文庫)などがある。

平岡直子( ひらおか・なおこ)
歌人。1984年に神奈川県に生まれ、長野県に育つ。2006年、早稲田短歌会に入会し、本格的に作歌をはじめる。2012年、連作「光と、ひかりの届く先」で第23回歌壇賞受賞。2013年、我妻俊樹とネットプリント「馬とひまわり」( のちに「ウマとヒマワリ」)の発行をはじめる。2021年に歌集『みじかい髪も長い髪も炎』を刊行、同歌集で第66回現代歌人協会賞を受賞。2022年には川柳句集『Ladies and』を刊行。現在「外出」同人。

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