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記号化される先住民/女性/子ども

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アイヌや台湾先住民、ヤングケアラーといったいわゆるマイノリティと見做されるアイコン。知らず知らずに、一方的な都合のよい記号化してはいないだろうか。さまざまな言説にはらむ暴力性や権力作用、忘却の力学を見つめ直す一冊。

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書籍情報

出版社:青土社
著者:石原真衣 (著・編集)、 加藤博文 (著)、北原モコットゥナㇱ (著)、内藤千珠子 (著)、中村平 (著)、村上 靖彦 (著)
出版年月日:2022年7月
サイズ:単行本サイズ(1.6 x 13.2 x 19 cm)
ページ数:196ページ
ISBN:978-4791774876
配送方法:スマートレター

内容紹介

「先住民や女性や子どもが記号化されることには、とても複雑な歴史的、社会的、政治経済的背景がある。この問題を今後深く思索していくことで、ダイバーシティ推進の時代の問題点を明るみに出すのみならず、人類が様々な形で抱えている問題についても新たな視点を提供できるだろう。せっかくだから、自分が安心できる世界に閉じこもっていないで、少しだけ居心地の悪さも感じながらどんどんつながり合っていきたい。そのつながりは安っぽくて薄っぺらい「連帯」や「共生」や「ダイバーシティ」をもっと素敵なものに作り変えていくだろう」(「あとがき」より)

北海道大学 アイヌ・先住民研究センターで行われたシンポジウムの書籍化。

著者

1982 年サッポロ生まれ。北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授。専門は文化人類学、先住民フェミニズム。アイヌと和人(会津/琴似屯田兵)プラスアルファのマルレイシャル。著書に『〈沈黙〉の サイレント・アイヌの痛みと救済の物語』(北海道大学出版会、2020 年、大平正芳記念賞受賞)、編著『アイヌからみた北海道150 年』(北海道大学出版会、2021 年)などがある。

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