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パイプの中のかえる

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広島在住、小山田浩子さんのエッセイ。2014年に芥川賞を受賞してもなお、故郷の広島で暮らしながらたわいもない日常や、平和教育や広島弁にどこか私たちとの地続きを感じる。

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書籍情報

出版社:twililight
著者:小山田浩子
装画:オカヤイヅミ
デザイン:横山雄
出版年月日:2023年11月
サイズ:単行本サイズ(1 x 12.8 x 18.8 cm)
ページ数:120ページ
ISBN:978-4991285141
配送方法:スマートレター

内容紹介

「全部私小説だと思って書いている」
近くに遠くに潜むいろいろなものに、気づくことの面白さと不思議さ。
日経新聞夕刊で半年間毎週連載したコラムに、書き下ろし2本をくわえた、芥川賞作家・小山田浩子初のエッセイ集がめでたく重版!
「広島の田舎で生まれ育ちいまも似たような地域に住んでいる私は、井の中の蛙というかパイプの中のかえるというか、狭い範囲で暮らしそれなりに充足していて、でもそこから顔を出し世界を見回すこともある」

著者

1983年広島県生まれ。2010年「工場」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2013年、同作を収録した単行本『工場』が三島由紀夫賞候補となる。同書で織田作之助賞受賞。2014年「穴」で第150回芥川龍之介賞受賞。他の著書に『庭』『小島』、エッセイ集『パイプの中のかえる』がある。

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