生きづらさの民俗学――日常の中の差別・排除を捉える
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生きづらさの民俗学――日常の中の差別・排除を捉える。この書籍は、日常生活の中で感じる差別や排除の問題を民俗学の視点から探求した内容です。著者は、社会学や人類学の専門家であり、その視点から生きづらい状況や人々の声を丁寧に受け止め、問題提起しています。
民俗学の手法を用いることで、一見当たり前のように受け入れられている差別や排除の問題を浮き彫りにし、読者に新たな視点を与えます。日常生活の中で感じる違和感や苦しみに寄り添い、解決への第一歩となる知見を提供する一冊です。
この書籍は、私たちがいかにして共生し、違いを受け入れることができるかを深く考えさせられる一冊です。是非、あなたの視点を変えるきっかけとなる本書を手に取ってみてください。
書籍情報
出版社:明石書店
著者と編者:及川祥平、川松あかり、辻本侑生
出版年月日:2023年11月
サイズ:単行本サイズ(2.6 x 13.3 x 18.9cm)
ページ数:384ページ
ISBN:978-4750356532
配送方法:レターパック
内容紹介
柳田國男の問い「何故に農民は貧なりや」から始まった自己内省の学は、今日あらたに問いをたてなおし、とにもかくにも〈しんどい〉現代社会への探求の扉をふたたび開く。
「何故我々は生きづらいのか?」
本書は、民俗学に初めて触れる読者を想定した「入門書」である。わたしたちの社会のいたるところにみられる差別や排除、「生きづらさ」というテーマを民俗学はどう考えることができるか、そしてそこに立ちあらわれる民俗学とは何か。
著者
及川祥平(おいかわ・しょうへい)
成城大学文芸学部および同大学院准教授。成城大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。研究分野は民俗学。主要な著書に『偉人崇拝の民俗学』(勉誠出版、2017年)、『心霊スポット考』(アーツアンドクラフツ、2023年)、『民俗学の思考法』(共編著、慶應義塾大学出版会、2021年)。主要な論文に「「害」という視座からの民俗学」(『現在学研究』9、2022年)ほか多数。
川松あかり(かわまつ・あかり)
九州産業大学国際文化学部講師。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。研究分野は、民俗学・文化人類学。主要業績に、『民俗学の思考法』(共編著、2021年、慶應義塾大学出版会)、「「語り部」生成の民俗誌にむけて:「語り部」の死と誕生、そして継承」(『超域文化科学紀要』23、2018年)。
辻本侑生(つじもと・ゆうき)
弘前大学地域創生本部助教。民間シンクタンク勤務を経て現職。研究分野は現代民俗学、地域社会・政策論。共著書に『津波のあいだ、生きられた村』(鹿島出版会、2019年)、『山口弥一郎のみた東北』(文化書房博文社、2022年)、『焼畑が地域を豊かにする』(実生社、2022年)、『クィアの民俗学』(実生社、2023年)。
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